連日ボランティア先に通っていたある日、芳醇な甘い香りが私の鼻孔をくすぐりました。
「これはもしやパン屋さんか?」
ですが、周辺のパン屋さんからの香りではありませんでした。
後日再び、記憶の香りを頼りに嗅覚を研ぎ澄まし、注意深くゆっくりと同じ道を歩いたのでした。
美味しい香りの源を発見!
「ここだ!」
外からは商品があまり目立たない様子だったのですが、間違いなく甘い香りは一軒のカフェレストラン「ヌーベルバーグKYOTO」さんから。私は「タルトタタンの焼き上がりの芳香」に導かれました。
お店の外から見える小ぶりの陳列ケースには、まんまるのとカットされたタルトタタン、そして調理器具も見えたので、店内で焼かれている様子でした。
まずはランチでおいしさを確認
その後数回ランチを食べに行かせていただきました。
と言うのも、ランチに追加料金+220円で、小ぶりのタルトタタンをセットにしてもらうことができるのです。
見た目や味のバランスの良いランチもとても美味しかったのですが、最後に登場したタルトタタン、それがもう「ほっぺたが落ちそう」って言葉がぴたりと来るような甘美なお味だったのでした。
タルトタタンをテイクアウト
気候も秋めいてきた今日この頃、甘くておいしいデザートが欲しくなり、タルトタタンを買いにゆきました。
タルトタタンのサイズは2種。小ぶりのホール状、大ぶりのホールからカットされたものです。私はカット済みを買って帰りました。家族の分を自分で上手にカットできる自信がなかったのです。
レジ前には、タルトタタンを焼くための沢山の焼き型がきれいに整頓され、左手奥にコンロが見えたので、ここで焼いていらっしゃったときの香りが私を導いたのだなぁと推測されました。
そして、お茶目な似顔絵も。
お昼過ぎにもかかわらず、お客さんたちでにぎわっていた店内や厨房を行き来されていたシェフにそっくり!
レジで、タルトタタンが箱詰めされるのを待っていた私に投げかけてくださった笑顔も、輝いていましたよ。
りんごのおいしさが丸ごと詰まってました
さて、幸福感いっぱいで持ち帰ったタルトタタンです。
ショーケースに温め時間が示してあったので、1切ごとに20秒くらい温めました。冷たい状態で持ち帰っているので、バターが滑らかになりふわりと香っておいしさ倍増。
食いしん坊なので、家族分の3切全部食べてしまおうかと思っていましたが、1切にはリンゴが半玉以上詰まっているのではないかと思えるほどの充実感。
りんごはとても柔らかくあめ色に煮詰められ、繊維も感じないのですが、しっかりと形状を留め、甘いだけでなく酸味も感じられとてもジューシー。リンゴの優しさを感じる甘さなので、後口もさっぱりしてぺろりと食べられます。
店内では、ヨーグルトソースを添えて提供さていました。お好みでプレーンヨーグルトを添えると、酸味がプラスされます。
私はお昼過ぎに行きましたが、タルトタタンは数に限りがあり、連日ほぼ早めに完売してしまうそうなので、次回も早い時間に行こうと思います。
ヌーベルバーグKYOTO
京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町473番地 浅井ビル1F
TEL:075(741)8734
https://nouverlleba-gu.owst.jp/
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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