子どものころから、夜空を見上げて星を観察するのが好きでした。もっぱら流れ星が降ってくるのをいつまでも待つようなのんきな子どもでしたが…。
大人になってからもやはり星に憧れがあり、久しぶりにプラネタリウムを観たくなり、息子たちと行ったことのある「向日市天文館」に向かいました。
阪急西向日駅から、徒歩約15分。物集女街道から向日神社に向かって坂道を上ると、神社の向かって左に「向日市天文館」を見つけることができました。
入口で、スリッパに履き替えてから、反対側の受付でチケットを購入するのですが、プラネタリウム投影時間や番組が曜日や時期によって異なるので、事前に調べて行くとあまり待たずに観ることができるそうです。
チケットは直接窓口で座席の数だけ販売されるので、私は「HAYABUSA2~REBORN 帰還バージョン」という番組を見逃すまいと、その時間より少し前に行きました。現在は座席数が減らされ、すべて指定席になっているのでゆったりと鑑賞できます。
薄暗いドームの中に入るときは、大人でもワクワク。否が応でも気分が盛り上がりますね。
お知らせの後、ドーム内がさらに真っ暗になり、そしていよいよ投影スタート!
まず最初に、投影日の満天の夜空がドーム一杯に広がりました。
そして、今の季節に北極星や星座を見つける方法、星座の名前の由来など、10分ほどの分かりやすい解説があったので、帰宅してからも夜空を眺める楽しみができますね。
更に、楽しみにしていた「HAYABUSA2~REBORN 帰還バージョン」は、小惑星探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウからサンプルを集め地球に届けるまでの様々な苦労や壮大な旅の物語でした。大きなドームで観る映像は迫力があり、だんだんとはやぶさ2が冒険を続ける我が子のように思えてきて、思わず「頑張れ!」と、エールを送りながら、手に汗握って投影を楽しみました。
「HAYABUSA 2 REBORN」は約1時間、ゆったり寛げるシートに身を委ね、篠田三郎さんの心地よい声のトーンに美しい音楽、満天の星空…まるで1本映画を観終わったくらいの満足感が後に残りました。これで200円とは!他の番組も観て見たくなりました。
「向日市天文館」のプラネタリウムは有料ですが、入館は無料なので、星の写真や星座の資料、天体儀などの展示を楽しむこともできます。
実物は1.0m×1.6m×1.25mの大きさのはやぶさ2ですが、小さくて可愛らしい模型も展示されてました。
太陽系の天体儀もあり、これだと惑星の大きさや色がイメージしやすくて良いですね。やっぱり、輪っかのある惑星はビジュアルが魅力的。
個人的にはこの「月球儀」が懐かしい!子どもの頃、科学雑誌の付録になっていたので、組み立てた記憶が思い出されました。
星の世界って、とてもロマンチックですよね。壮大な世界なのですが、自分も星の一つに存在していて、太古の人たちが眺めていたのと同じ星空を眺めてる。ずっと変わらない煌めきにも魅力を感じます。プラネタリウムを発明した人も、星空に魅了され、昼間も星の世界に浸りたかったのでしょうか?だとしたら、その気持ちが分かります。プラネタリウムはとても楽しいひと時でした。
向日市天文館
京都府向日市向日町南山82-1
TEL:075(935)3800
https://www.city.muko.kyoto.jp/kurashi/tenmonkan/
※開館時間等はHPから確認を
※駐車場なし。公共交通機関を利用するか、コインパーキングの利用を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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