京都を楽しむ、生活情報サイト

withコロナ時代。気が付けば、おうち時間や在宅ワークで運動不足になっていました。
そこで運動不足解消とリフレッシュを兼ねて、京都宇治の里山「大吉山」へハイキングしてきましたので紹介いたします。

大吉山は、正式には仏徳山（ぶっとくさん）という名前の山です。標高131mの山で、京阪宇治駅から徒歩約10分、宇治上神社の近くに登山口があります。地元の方のお散歩コースとしても愛されている山なんですよ。

愛される理由としては、つづら折りになっている登山コースがあげられます。登山といえば、しんどい・苦しいというようなイメージがあるかも知れません。しかし大吉山の登山道は、展望台まで緩やかな坂道になっているので、3月の陽気なら軽く汗ばむ程度で登りきれます。

野鳥のさえずりを聞き、木漏れ日を感じながらのハイキングは、気持ちも明るくなりますね。

さて、私は登山口から20分ほどで展望台に到着。気軽に登れる山であるものの、その展望は最高です！ 平等院や宇治川が一望でき、その景色を眺めれば達成感はひとしおですよ。

この日は空気の澄んだ日で、展望台からは大山崎町にある天王山も見えました。
もう少し季節が進み、春になれば宇治川沿いのさくらが満開になります。この展望台から見える景色が一段と華やかになるので、また足を運びたいと思いました。

展望台にあるベンチで、家から持ってきた温かいほうじ茶を飲んでホッとひと息。その頃には、在宅ワークでガチガチになった私の身体もすっきり爽快、良いリフレッシュになりました。

大吉山山頂は展望台からさらに進み、60段ほどの階段を登ったところにあります。山頂からの展望はありませんが、せっかくなので山の標高がわかる「三角点」という石を確認してみても良いかもしれませんね。

登山道は歩きやすく整備されているので、本格的な登山靴がなくても運動靴で登れます。運動不足解消やリフレッシュに、何度も登りたくなる、そんな大吉山でした。