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魅力アップのために 読者試食・体験会を実施

室町時代の僧侶・一休宗純ゆかりの寺院「酬恩庵（しゅうおうあん）一休寺」。日本でも有数の玉露の産地。京田辺市にこうしたイメージを持つ人も多いのでは。

「京田辺市商工会」では、グルメやグッズのジャンルでも地元の良さをアピール。京田辺市らしさが光る商品の開発を行う地域の店を応援しています。

その一環で、先月、過去にも行われたリビング読者による試食・体験会を開催。8店の商品について、味や使いやすさ、ネーミング、デザイン、価格などについて意見を出し合いました。ブラッシュアップに役立てられるそうですよ。

商品を購入できる場所については、各店に問い合わせを。

HaFu design
JやLなど、アルファベットのような形のブロックをセットに。組み合わせて遊んだり、積み木のように組み立てたり。素材は香りや手触りも楽しめる近畿産ヒノキ。小さな子どもから高齢者まで手に取ってほしいと、さまざまな使い方が提案されています。

お茶の玉宗園
大正時代創業の日本茶の製造業者からは新商品が登場。深蒸し煎茶玄米茶「豊穣」や煎茶青柳「爽薫」、さらに「ジンジャー」「バジル」などはティーバッグタイプ。「ほうじ茶ラテ」「宇治抹茶ラテ」はスティックタイプです。おしゃれなパッケージも好評。

蜜輪（みつわ）
蜂蜜で社会の輪を築き、その輪を広げていくことを目指す「蜜輪」。自家養蜂で採集した〝京田辺の蜂蜜〟を使った一品を開発しました。商品名は、蜂蜜と七味をコーティングしたナッツという意味。甘辛風味の中にもさんしょうがピリッときいた、大人の味わいです。

お米のパン屋　米ぐらし
京田辺市産の米「ヒノヒカリ」を使用したグルテンフリーのパンとケーキ。「お米パン」は米粉ではなく生米を使っているため、米の甘味をより感じられます。シフォンケーキタイプの「お米ケーキ」の食感はもちっ、ふわっ。いずれも開発段階です。開店準備中。

マツケン産業
ユニークなネーミングが記憶に残りそうなニンニクオイル。京田辺市で収穫されたニンニクとオイルを合わせて作られています。カリッと焼いたパンに付けたり、サラダやパスタにかけたりするだけで、料理の味がワンランクアップしそう。

京都山城農食応援隊
和束産の有機栽培宇治抹茶を使用したモンブラン。特徴は、食べる際に付属の茶こしを使って抹茶を振りかけること。フレッシュな抹茶の風味と香りが広がります。まさに〝茶葉を食べるスイーツ〟です。大きな京丹波栗がふんだんに入っているのもうれしいですね。

七輪焼肉 肉屋-NIKUYA-
あっさりとした牛骨スープ、もつ（ホソ、テッチャン）、チャンポン麺をセットにした商品です。もつは鮮度の良さが自慢で、もつに苦手意識を持っていた人にも「おいしい」と喜ばれているとか。好みの野菜を加えてどうぞ。店舗のほか、京田辺市内の「スーパーサンフレッシュ」でも販売中。

アルデアやましろビールズ
玉露セッション IPA／800円（330㎖）、大住 白桃 IPA／800円（330㎖）
地域の魅力が詰まったクラフトビールをとの思いで造られたこちら。「玉露セッション IPA」は京田辺市産の玉露の香りを感じられる一本。「大住 白桃 IPA」は京田辺市・大住地区の希少な桃を使用。デザートや前菜と合わせるのもおすすめ。

（2024年1月6日号より）