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地域の住まいを支えて約160年、サスティナブルな社会に家づくりで貢献

新築から伝統的な住宅のリノベーションまで。「創業元治元年 小林工務店」は、約160年にわたって地域の住まいを支えてきました。

「地域の皆さんが快適に暮らせるように、住まいづくりの面からサスティナブル（持続可能）な社会に貢献していきます」と、社長の小林良洋さん。地元産の木材を積極的に取り入れるなど、大事にしているのが〝地域密着〟の姿勢です。

また、小林さんは木質構造の分野を大学院で学び、博士号を取得。木材の性能を生かした木造建築を手掛けています。

同店では、曳家（ひきや）、揚げ前（あげまえ）、歪み突き（ゆがみつき）といった伝統的な建築技術も継承。こうした大工の手仕事と現代の技術を融合させることで、長く住み続けられる家をつくり上げているといいます。

住宅だけではなく、店舗の改装や建築も実施。清水寺かいわいにある世界的コーヒーチェーン店は、長年受け継がれてきた日本家屋を生かした、居心地の良い空間となっています。多くの人が来店する店舗ならではの頑丈さ・デザインの美しさにも応えているそう。

同店の技術を確かめるなら、実証実験住宅「日吉の家」へ。現在、予約制で見学を受け付けています。

土地探しも相談を

不動産や建物に関する悩みにも対応。中古物件の情報が豊富にそろうのは、地域に根差した工務店だからこそだとか。

世界30以上の国と地域に広がる不動産ネットワークの加盟店という点も強み。土地探しから建築、アフターサービスまでをワンストップで行います。土地の活用や収益物件の管理、相続対策などの財産管理についても相談を。

住まいや町並みを次世代へ、そんな思いを共有できそうですね。

（2023年5月20日号より）