バリエーション豊か!おにぎり専門店

2022年8月31日 

シティリビング編集部

具材や形に個性が出るおにぎり。新店から長年地域で愛されるお店まで、専門店をピックアップしました

※すべてテイクアウト価格 撮影/武甕育子

食物繊維が豊富なもち麦をブレンド

(左)甘さ控えめの「ちりめん山椒(さんしょう)」(230円)、(右)「天むす」(250円)はエビの身がプリプリ

昨年11月、美容サロンの一角にテイクアウト専門店がオープン。「健康に良いものを」と、京丹後産コシヒカリにもち麦を5%ブレンド。食べごたえがあり、食物繊維も豊富だそう。国産牛を使った「肉しぐれ」など食材にもこだわり、塩分を抑えた優しい味わいです。具材は20種以上。平日は、だし巻き卵・みそ汁付きの日替わりセットもありますよ。

涼やかなライトブルーの壁とおにぎりのタペストリーが目印

おむすび処 米と麦

  • 京都市下京区南門前町464
  • TEL:080-3808-7860
  • 11:00〜売り切れ次第終了(土曜は10:00〜)
  • 水日・祝日休
  • 地下鉄「京都」駅下車、市バス「京都駅前」停から6・206号で「大宮五条」停下車、徒歩約2分

主役はのり 巻きたてを味わって

(左)たっぷりの昆布佃(つくだ)煮にごまを振った「こんぶ」(194円)、(右)「焼き鯖(さば)」(324円)。大葉でさっぱりとした味わい

4月にオープンした、創業95年の、のりメーカー「大森屋」が手掛ける同店。こちらの主役は、のり! 巻きたてのパリパリ食感を味わえます。のりは3種から選択。産地によって風味、歯切れ、うま味に違いがあるので、いろんな具材と組み合わせて。「紀州南高梅」「チーズカツカレー」など、定番の具材は10種、季節ごとに限定むすびも登場。

寺町京極商店街にある同店。2階にイートインスペースもあります

のり結び 京都寺町店

  • 京都市中京区寺町通六角下ル桜之町430-4
  • TEL:075-746-5468
  • 10:30〜18:00
  • 無休
  • 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約5分

長年親しまれているユニークな形

(左)香りが良く辛味がアクセントになった「わさび菜」(150円)、(右)ピリ辛の「チキンチリソース」(180円)

創業30年の同店で長年親しまれているおにぎりの数々。具が一目でわかるようにと、軍艦巻きのような形や、のりの少ない混ぜ込みご飯系が多いそう。とがった三角形は「食べやすい」と好評とか。具材は約25種。滋賀県産コシヒカリが使われていて、口の中でホロッと崩れる握り具合です。

黄色いテント屋根が印象的。そばには鴨川デルタも

お米自慢 おにぎり屋さん

  • 京都市左京区田中上柳町53
  • TEL:075-781-0399
  • 7:00〜18:30(売り切れ次第終了)
  • 無休
  • 地下鉄「今出川」駅下車、市バス「烏丸今出川」停から201・203号で「出町柳駅前」停下車、徒歩約3分

小ぶりながら具がたっぷり

(左)ほどよい塩気の「鮭」(170円)が一番人気、(右)ボリュームのある卵焼きと一緒に握られた「明太子玉子」(200円)

具がたっぷり詰まっていて、小ぶりながら重みのあるおにぎりです。6年前、「親戚が作るおいしいお米をみんなにも食べてもらえたら」とスタート。定番の具材を中心に約30種がそろいます。どこか懐かしさを感じる、家庭的な味や形も魅力。店頭分のおにぎりが売り切れていても、ご飯と具材が残っていればその場で握ってもらえますよ。

住宅街の一角にたたずむ店舗。お昼時は店頭分がすぐなくなることも

おむすび柿の木

  • 京都市北区衣笠高橋町33
  • TEL:075-461-6582
  • 6:30〜ご飯がなくなり次第終了
  • 日・月休
  • 地下鉄「北大路」駅下車、市バス「北大路バスターミナル」停から204・205号で「わら天神前」停下車、徒歩約2分

(記事元:「シティリビング京都」2022年8月26日号)