ここ2年ほど、落ち着かない日々が続いていますが、春の陽気に包まれると気持ちも明るくなりますね。そこで、読者のみなさんに「春ならではの楽しみ」を聞きました。写真も含めて紹介します。
※リビング読者にアンケート。有効回答数643。本文( )内は読者のニックネームと年齢。写真は過去3年以内に撮影されたもの
あなたは春が好きですか?
アンケートに回答してくれた読者の91%が「好き」でした。理由は「暖かくなると行動的になれる」「新しいことをしたくなる」「出会いの季節だから」など、前向きな気持ちになる人が多いよう。
さらに、それぞれの「春ならではの楽しみ」を教えてもらいました。643通の〝楽しみ〟と写真は153枚! その中からいくつか紹介します。
春の風物詩に関わる人たちにも話を聞きましたよ。
- 読者にアンケート
- 「春」のココが好き!
- 新たな気持ちで再出発。目標を立ててチャレンジできる(ky/69)
- 日の光や風の匂いが好き。ワクワクしてくる(MH/60)
- 汗をかかないちょうどよい気温で、快適に通勤できる(KY/48)
- 服装が軽くなり、出かけるのが楽しくなる(ドラ/48)
花々が見頃となり、生き物が活動を始める時期。多くの読者が、特にサクラの開花を待ち望んでいました。
社寺の庭園を手入れする職人・庭師にも話を聞きました。
「職人は冬の間に植木に肥料を与えたり、植え替えを行います。手入れしたサクラが春に開花すると、やっぱりうれしいですね。いろんな花が咲いて街や道がはなやいだ雰囲気になったり、草木の色が濃くなるのも楽しみ。仕事をしていると、春になるたびに庭の成長を感じます。3月から一気に庭の景色が変わるので面白いですよ」
植彌(うえや)加藤造園
専務取締役 加藤嘉基さん
「タケノコや山菜を食べる」「サクラ味のグルメ情報をSNSでチェック」と、食にまつわる話も多数。タケノコ掘りのイベントに携わる人や、スーパーの食品売り場でも話を聞きました。
また、一人でも楽しめる登山やキャンプ、人気が再燃しているというツーリングをあげた人も。
「コロナ禍で遠出ができないので、近場でできることをする」という人もいました。おうち時間を充実させたり、春らしいファッションを楽しむ写真が届きましたよ。
「向日市のタケノコは柔らかくエグ味が少ないのが特徴。春は香りも良いので、掘りたてを焼いて食べるのがおすすめです。食用のタケノコはモウソウチクが一般的ですが、実は工芸品などに使われることが多いハチクやマダケのタケノコもおいしいんです。珍しい品種を味わうのが私のひそかな楽しみです」
向日市竹産業振興協議会 会長
三島一郎さん
「春キャベツ、豆類、新タマネギ、柑橘(かんきつ)類…。4月になるにつれて、店頭の青果は産地が南から北へ移っていきます。同じ品種でも産地と時期で風味が変わっていくので、その時々のおいしい食材を味わってほしいですね。僕の楽しみも旬の食材を使った料理。春キャベツと貝類のパスタがお気に入りです」
新鮮激安市場!宇治店 青果部主任
田中大典さん
- ほかにもこんな楽しみが!
- 満開のサクラの木の下で子どもたちを撮影。毎年見比べて成長を感じます(aa/30)
- ピカピカの制服の小学生、中学生、高校生を見つける(tt/44)
- 部屋に日差しが入ってくるので、ネコと一緒にひなたぼっこ(S/39)
- プロ野球が開幕。テレビやラジオで視聴する(KI/55)
- 春の海を見に行く(じゃがいも/55)
- サクラの香りがするシャンプーや、サクラコスメなどを使う(春のしらべ/28)
- 近所の川べりの桜並木を散歩するのが毎年の楽しみです(のんちゃん/56)
- 主人の趣味のメダカを見る。冬眠明けで、子どももたくさん生まれます(UK/48)
- 近所の桜を見ながら俳句を詠む(Ks/85)
- 道端の花の写真を撮り、名前を調べて、孫に花の名前あてクイズを出す(はっし〜/67)
- 今は外出が難しいので、名所の桜の画像・動画を見て花見を楽しんでいます(ママ/40)
(2022年3月19日号より)
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