京都でアジサイ色のティータイム

2023年5月31日 

シティリビング編集部

雨にぬれてますます魅力を発揮するアジサイは、梅雨のシーズンのお楽しみ。この時期に味わえる、アジサイをイメージしたスイーツとドリンクを集めました。

撮影/桂伸也

ソーダの色が青から、紫へと移ろいます

運ばれてくるときの青色は、青い色素が含まれるハーブのバタフライピーを使っているから。手前がゆず果汁

青いソーダに、真っ白なアイスクリーム。花に見立てて飾られたコンペイトウもキュートな「あじさいクリームソーダ」(680円)。セットのゆず果汁を注ぐと紫色のソーダに! 味もゆずスカッシュのようになります。提供は7月下旬まで。お店がアジサイの名所・智積院のほど近くにあるので、花の観賞の前後に利用するのもおすすめ。

カフェ アリエッティ

  • 京都市東山区妙法院前側町451-1
  • TEL.075-531-7911
  • 10:30~17:30
  • 日曜、第2・第4月曜休
  • 地下鉄「京都」駅下車、市バス「京都駅前」停から206・208号で「東山七条」停下車、徒歩約3分


3色のゼリーや海藻ビーズが揺らめくモヒートソーダ

ふるふるとしたゼリーは〝初夏の揺らめき〟を表現しているとか。強めのミントが苦手な人には、甘みのあるレモンシロップ(左)を

おしゃれなカクテルのような「紫陽花ゼリーとモヒートソーダ」(979円)。ソーダの中には、ユズ、ソーダ、ベリーがほんのり香るアジサイ色のゼリー。水滴のように透明な海藻ビーズが、プチプチとした不思議な食感をプラスします。ノンアルコール。7月中旬まで。乙女心をくすぐるインテリアや雑貨が並ぶ、物語の世界に飛び込んだような空間も楽しんで。

café Cherish(チェリッシュ)

  • 京都市中京区等持寺町4-6
  • TEL.075-211-5705
  • 11:00~17:30
  • 月休、不定休あり
  • 地下鉄「京都市役所前」駅または「烏丸御池」駅下車、徒歩約5分


祇園のお茶屋カフェで豆腐白玉入りのあんみつを

カラフルなあんみつは〝映えるスイーツ〟として評判だとか

上品な手作りの甘味がいただける祇園のお茶屋カフェで、「紫陽花あんみつ」(1,000円)を。寒天でアジサイの花を模して、その下にさっぱりとした夏みかんあんが隠れています。濃厚な絹ごし豆腐を練り込んだカラフルな白玉は、葉っぱをイメージ。たっぷりと黒みつをかけてどうぞ。6月末ごろまで販売予定。

Cafe 冨月(ふうげつ)

  • 京都市東山区祇園町南側570-8
  • TEL.075-561-5937
  • 11:00~17:00 ※日祝は19:00まで
  • 月休、不定休あり
  • 地下鉄「四条」駅下車、市バス「四条烏丸」停から201・203・207号で「祇園」停下車、徒歩約3分


〝錦玉羹(きんぎょくかん)〟がたっぷりで目にも涼やか

目にも涼やかなソフトクリーム。同時期に提供される、かき氷「紫陽花氷」(990円)も好評だそう

1909(明治42)年創業。100年以上にわたって愛されてきた、八坂の塔近くの甘味処では、1~2カ月ごとに限定メニューが登場。フォトジェニックな「紫陽花ソフトクリーム」(770円)は6月末ごろまで楽しめます。和菓子の錦玉羹(きんぎょくかん)を砕いたものがたっぷりと添えられて、アジサイを表現。干菓子の寒氷も〝シャリフワ〟な歯ごたえがたまりません。

文の助茶屋 本店

  • 京都市東山区八坂上町373
  • TEL.075-561-1972
  • 11:00~17:00
  • 不定休
  • 地下鉄「京都」駅下車、市バス「京都駅前」停から206号で「清水道」停下車、徒歩約5分


盛りだくさんのトッピング!通年人気のクレープ

生地は注文が通ってから焼き始めるそう。中まであんこや白玉が入っていて、最後まで飽きずにいただけます

大正ロマンを意識したクレープ専門店の看板メニュー「はんなりあじさいクレープ」(1,000円)。生地はタピオカ粉入りでもっちり、生クリームと相性ぴったりです。ブドウとアセロラのフルーティーなゼリーで作った花と、抹茶のクッキーの葉っぱ。全て手作りです。サクサクとした米菓のおいりや、あんこ、白玉なども飾られ、食べごたえあり。

クリーム工房あじさい

  • 京都市伏見区竹田中島町4-24
  • TEL.075-632-8157
  • 14:00~22:00 ※土日祝は13:00~
  • 不定休
  • 地下鉄「くいな橋」駅下車、徒歩約1分

(記事元:「シティリビング京都」2023年5月26日号)