京都駅隣接の美術館「えき」 KYOTOでアート鑑賞

2022年2月1日 
駅直結でアクセスしやすいのが魅力 画像提供:美術館「えき」KYOTO

京都の玄関口・京都駅直結の美術館「えき」KYOTO。こちらでは絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど国内外の幅広いジャンルの展覧会が行われています。

買い物帰りや仕事終わりにも気軽にアート鑑賞を

じっくりと鑑賞できる空間づくりにも注目を 画像提供:美術館「えき」KYOTO

文化・情報発信基地となることを目指して設立されたという同美術館。展覧会は日本の伝統芸能や京都出身の作家の作品などが多数展示されています。過去には近代ミュージシャンの写真展や、あるファッション雑誌の歴史を辿る展覧会などユニークな企画も。幅広い展示内容に、思わぬ作家や作品との出合いがありそう。

同美術館は京都駅ビル内の「ジェイアール京都伊勢丹」7階にあります。おでかけ・買い物帰りに気軽に立ち寄りやすいのがうれしいですね。午後7時30分まで開館しているので、仕事終わりにも鑑賞できそう。

2月25日(金)から画家・安野光雅さんの追悼展を開催

「旅人とクマ」『きつねがひろったイソップものがたり1』より 1987年
Ⓒ空想工房 画像提供:津和野町立安野光雅美術館 

2022年2月25日(金)〜3月27日(日)は「安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が開催されます。

戦後に小学校の教員として勤めながら本の装丁や挿絵を手がけ、のちに画家となった安野光雅(あんのみつまさ)さん。芸術の世界だけにとどまらず、科学・数学・文学にも造詣が深く、絵本『もりのえほん』や『天動説の絵本』をはじめとする独特の世界観と、淡い色調の水彩画が魅力です。

会場内は作品の楽しみ方を授業の科目に見立てて紹介しているそう。さまざまな不思議を感じ、考え、楽しみながら、学校に入学した気分で鑑賞してみては。

美術館「えき」KYOTO

京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
TEL:075(352)1111(ジェイアール京都伊勢丹・大代表)
午前10時~午後7時30分(入館は閉館30分前まで)
展示入れ替え期間中は休館
https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/index.html

安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション
会期:2022年2月25日(金)~3月27日(日)
入館料:大人900円