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2021年7月22日（木）、「COCON　KARASUMA（古今烏丸）」に新エリアが誕生。開業時に引き続きリニューアルを手掛けた隈研吾さんを迎え、前日にはプレス発表会が行われました。

「時代に合わせ、風通しよい場所に」

「同じ建物を2度もリノベーションするのは初めて」と、対談に登場した隈研吾さん。今回のリノベーションの中心は、開業時に増築したアトリウムスペースです。2階のガラス製のファサードの一部に穴をあけ、オープンテラスに。上部には雲をイメージしたヒノキのウッドパネルを設置。烏丸通の緑が鮮やかに映え、ウッドパネルが森のように感じられます。

「場所にとらわれず仕事や活動ができる今の時代。風通しをよくして、内外が一体と感じられるような場所を作ろうと思いました」と隈さん。

1階入り口を入るとすぐ、2階へ導くようなステップが。等高線のような「地形」をイメージしているそうで、１階と２階が緩やかにつながり、空間の広がりを感じさせます。雲を思わせる「guru-guru-lighting」も見どころ。

人気ベーカリーのパンが一堂にそろうショップも

同時に、アトリウム１階には「KYOTO 1er　BAKERY with cuisine（キョウトプルミエベーカリーウィズキュイジーヌ）」がオープン。京都の人気ベーカリー約10店のパンが一堂に集まるセレクトショップです。ミシュランシェフたちとの限定コラボパンも販売。リキュールを使った「大人のマリトッツォ」も人気を集めそうです。

8月31日（火）までは記念のイベントも

リニューアルを記念して、館内ではデジタルスタンプラリーやリニューアルの軌跡のパネル展示などが行われています。詳しくはホームページでチェックを。