〝作家もの〟のガラスのうつわで特別な時間を

2021年6月30日 

シティリビング編集部

暮らしに寄り添うあたたかみのあるデザインや、独自の感性が光るガラス作家のうつわ。おうち時間が長い今こそ、とっておきのひと皿で食事を楽しみませんか。
※作家オリジナル作品のため、同じ商品が店頭にない場合があります※撮影/桂伸也

安定感のある浅鉢は渋い色合いが印象的

「浅鉢 アンバー」(4,950円)は直径約18cm。存在感のある高台(こうだい)のデザインがおしゃれで、プレゼントにも喜ばれそう

「フルーツをかわいらしく盛り付けたい」という思いから生まれた、永木卓さんの浅鉢。安定感のある底の厚みは、昔ながらの吹きガラスの製法によるもの。フルーツの鮮やかさが映える、渋い色合いにも注目。深さがあるのでヨーグルトやグラノーラを盛り付けて、カフェさながらのモーニングはいかが。

utsuwa monotsuki(ウツワ モノツキ)

  • 京都市下京区西錺屋町25番地つくるビル406号室
  • TEL.050-5359-4425
  • 11:00~19:00
  • 木休

地下鉄「五条」駅から徒歩約3分


気泡やゆがみも味わい深いマーブル模様の中鉢

「モール中鉢」(3,850円)は直径約16㎝。気泡が混じるデザインは琉球ガラスがルーツなのだそう

青のマーブル模様が入った中鉢は夏野菜とも好相性。太田潤さんのうつわは気泡やゆがみも〝味〟になる、暮らしになじむ素朴さが魅力。厚みがあって持ちやすく、手入れがしやすいほか、手作りならではのあたたかみを感じます。気兼ねなく使えるのでオールシーズン活躍しそう。揚げ浸しなどもおすすめ。

STOCK(ストック)

  • 京都市北区大将軍東鷹司町163
  • TEL.075-406-0012
  • 13:00〜18:00
  • 火水木休

地下鉄「西大路御池」駅下車、市バス「西大路御池」停から203・205系統で「大将軍」停下車、徒歩2分


プロも愛用する透明度の高い豆皿

「モール葉皿(豆)」(3,850円)。オリジナルの無鉛クリスタルガラスはきめ細かく、透明度が高いのだとか

氷が溶けたようなとろっとした質感が目を引く豆皿。ガラスの透明感を追求する、杉江智さんの作品です。葉をイメージしたこちらはフチの広がりや丸みが一つ一つ違う一点もの。料理を引き立てるデザインに料理人のファンも多いのだとか。酢の物を盛り付けると涼やかです。ティータイムのお菓子皿にも。

Sophora(ソフォラ)

  • 京都市中京区二条通寺町東入ル榎木町77-1 延寿堂ビル1F
  • TEL.075-211-5552
  • 10:00〜18:30
  • 木休、水不定休

地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約5分


さりげなく銀ぱくをあしらったモダンな長皿洋が融合

「mado line」(5,500円)は24㎝×9.5㎝サイズ。銀ぱく・銅はくは光の当たり具合で色合いが変わり、高級感も

黒のラインがモダンな長皿は、鎌田祥子さんの「mado(窓)」シリーズから。キルンワークという電気窯を使う技法で作られる、直線的なデザインが印象的です。銀ぱく・銅はくで作った幾何学模様は、ガラスに挟み込んでいるため削れないのだとか。刺し身やカプレーゼのほか、数種のおつまみを盛りつけても。おしゃれな家飲みができそう。

地サイダーの瓶から生まれたレトロな風合いのボウル

「ハットボウル」(2,640円)は直径12.5㎝、高さ4.6㎝。模様も美しく、飾っているだけでも気分が上がりそう

うっすらと緑がかった、帽子の形をしたミニボウル。三重の作家・中村一也さんの作品で、伊勢の地サイダーの瓶から作られる、再生ガラスのレトロな風合いが特徴です。モールと呼ばれるストライプ模様が作り出す、うつわの影にも趣が。形もシンプルなうえ丈夫なので、普段使いにぴったり。アイスクリームやヨーグルトを入れて楽しんで。

器や彩々

  • 京都市中京区大宮通三条下ル三条大宮町263-1
  • TEL.075-366-3643
  • 11:00~18:00
  • 火水休

地下鉄「二条城前」駅から徒歩約5分

(記事元:「シティリビング京都」2021年6月25日号)