新顔ショップの人気パン

2021年3月31日 

シティリビング編集部

パンの消費量が全国でも上位にランクされる京都。昨年から今年にかけて、続々と新しい店が登場。そんな新顔ショップに、それぞれ人気のパンを聞きました。

※価格は全てテイクアウトの料金です
撮影/桂伸也(KANOA bakery、2/7 kitchen、KAMOGAWA BAKERY)

スパイシーで生地は甘め カレーパンは午前中が狙い目

東寺の近く、地元客でにぎわうこちら。午前は菓子・総菜系パン、午後はパリッとした軽めの歯触りが自慢というハード系が充実するそう。昼頃には売り切れることもある「カレーパン」は、少々スパイシーながらも生地は甘め。子どもにも好評とか。ハード系が好みなら、チョコクリームとコインチョコを挟んだ「フレンチショコラ」や、あっさりめの「あんバター」などを試してみて。

左上から「あんバター」(290円)、ハムとブリーチーズがマッチした「カスクルート」(380円)、生地にもチョコを使った「フレンチショコラ」(260円)。右は「カレーパン」(210円)

【2020年10月OPEN】
KANOA bakery(カノアベーカリー)

  • 京都市南区西九条南田町56-2 1階
  • TEL:075-585-6633
  • 8:00~17:00
  • 月日祝休
  • 地下鉄「九条」駅下車、市バス「大石橋」停から207号系統で「九条大宮」停下車、徒歩約3分


しっとりやわらかなパンで季節のフルーツをサンド

キューブ型がフォトジェニック。錦市場近くに登場したのは、フルーツサンド専門店。こだわりの一つ、しっとりやわらかなパンは北白川で愛されるベーカリー「アンジュール桃の木」特製。時間がたってもおいしく食べられるように、通常より水分を多く含ませているとか。軽い口どけの生クリーム、有機JAS認証を取得した京都産イチゴを使ったものなど、旬のフルーツとのコンビネーションで早くも話題に。食べ比べもおすすめ。

「プレミアムいちごサンド」(左からチョコ・白・抹茶)各600円

【2021年2月OPEN】
フルーツサンド専門店 ももの樹

  • 京都市中京区西魚屋町593
  • TEL:050-5218-9481
  • 11:00~16:00(売り切れ次第終了)
  • 無休
  • 地下鉄「四条」駅から徒歩約4分


北海道産小麦使用でもっちり、しっとり食感に

同店の注目は、北海道産小麦「ゆめちから」を使用したベーグル。濃厚なチョコレートや香り高い紅茶、数種のベリーを使ったミックスベリーなど種類も豊富です。食べ応えもあり、もちもち・しっとり食感が年齢を問わず好評とか。バターやミルクなど動物性食品を使わず、ビーガンやベジタリアンに対応した商品があるのも特徴。ショーケースに並んだパンをタッチパネルで購入する点も新鮮です。

左上から時計回りに「紅茶ベーグル」(216円)、「ミックスベリー」(216円)、「チョコ×チョコ」(216円)、「抹茶大納言」(248円)

【2020年10月OPEN】
KAMOGAWA BAKERY

  • 京都市上京区伊勢屋町386
  • TEL:075-746-7720
  • 9:00~18:00(売り切れ次第終了)
  • 無休
  • 地下鉄「丸太町」駅下車、市バス「烏丸丸太町」停から202号系統で「河原町丸太町」停下車、徒歩約1分


3種の卵サンドが一度に味わえます

〝1週間に2度食べたくなる〟がコンセプトの、サンドイッチのテイクアウト専門店。ボリューミーな卵サンドは、クラッシュしたゆで卵・だし巻き・爽やかな風味のキュウリ入りのゆで卵と、3種が一度に味わえます。各調理法に合わせ、異なる卵を使用しているのもポイント。フリルレタスが軽やかな野菜サンドは、3種のハム、パルメザンチーズがアクセントに。いずれもフワフワのパンと好相性です。

(前)「3種のたまごのボリュームサンド」(フル4個入り・1,000円、ハーフ2個入り・600円)。(奥)「3種のハムとたっぷり野菜サンド」(フル4個入り・1,100円、ハーフ2個入り・650円)

【2020年11月OPEN】
2/7 kitchen(ななぶんのにキッチン)

  • 京都市下京区仏光寺通柳馬場西南角
  • TEL:075-353-1930
  • 10:30〜20:30(売り切れ次第終了)
  • 水休
  • 地下鉄「四条」駅から徒歩約4分

(記事元:「シティリビング京都」2021年3月26日号)