京都の書店員やカフェ店主がおすすめの本を紹介。
すてきな一冊に出あえそう!
伯父との日々を描いた フランス映画の小説版
皆さんには大切な伯父さん伯母さんはいますか。この本はフランスのジャック・タチ監督による名作映画「ぼくの伯父さん」を小説にしたもので、挿絵は映画のポスターも手掛けたピエール・エテックスです。
映画では個性的でコミカルな伯父さんを通じて現代的な生活を皮肉るようなシーンが目立っていましたが、小説では子供の視点がメイン。自分のことを理解してくれない両親に対して、伯父さんと一緒にいるだけで癒やされていく少年の感情が描かれています。
子供の将来を心配する親だけでなく、味方となりただ寄り添う伯父さん、子供にはそんな大人が必要なのではと考えさせられる一冊です。
■本の紹介者
エレファントファクトリーコーヒー
畑啓人さん
(2023年11月25日号より)
最新の投稿
おすすめ情報
- カルチャー教室
- アローズ
- 求人特集
- 不動産特集
- 京都でかなえる家づくり
- 医院病院ナビ
- 高齢者向け住宅 大相談会
- バス・タクシードライバー就職相談会in京都
- きょうとみらい博