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子どもたちの夢に大人ができることは?

4月、子どもたちは新しい学校や学年での日々が始まりますね。そこで、いまどきの子どもたちがどんな夢を持っているのか、リビング読者にアンケートを実施。その夢に、まわりの大人はどのように寄り添っているのかも聞きましたよ。専門家からのアドバイスも併せて紹介します。
※リビング読者にアンケート。有効回答数250。本文()内は、読者の子どもの年齢と読者(親)の名前

子どもの夢、1位はスポーツ選手!

「あなたのお子さんの将来の夢は?」との読者アンケート(※)で、多かったのが「スポーツ選手やコーチ」。将来の夢があると答えた子ども(幼児〜中学生の男女)217人のうち30人と、約14%を占めました。なかでもサッカー選手が人気で、続いて野球、そしてゴルフ、水泳、卓球、ラグビーなどのスポーツの選手が挙がりました。なかには、「スポーツジャーナリスト。いろんなスポーツをして、それを広めたいらしいです」(9歳/MYさん)といった選手ではなく、スポーツにかかわる仕事も。スポーツ関係は、日本FP協会の集計結果(表参照)でも人気。サッカーやラグビーなどのワールドカップ、東京オリンピックなどの影響もあるのでしょうか。

ほかには、飲食店(15人)、芸能人(14人)、科学者・学者(11人)、警察官、医師、学校の先生(各9人)、ユーチューバー、電車やバスの運転手、漫画家・イラストレーター(各7人)などが上位に。看護師や美容師、薬剤師、消防士といった職業も、複数回答を集めました。

子どもたちがそうした夢を抱く理由はさまざまです。「ひいおばあちゃんの在宅介護をしているときに毎日、訪問してお世話してくださった姿を見て、夢は看護師」(12歳/FKさん)、「いとこの結婚式に出席してから、夢はウエディングプランナーに」(10歳/ISさん)など、身近な体験が影響している例が。

一方で、「ドラマのような、救急のお医者さんになりたい」(5歳/KTさん)、「科捜研や刑事のドラマを見て、警察官になりたい」(8歳、MEさん)といったテレビなどの影響で、憧れが自分の夢になる子供たちも多く、この〝憧れ=夢〟は、小学生未満の幼児たちには特に多く見られました。周囲の大人が、子どもをどんな環境に置くかも、大いに関係しているようです。

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