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読者座談会シリーズ vol.2:テーマは街で見かけた…

街を歩いていると、「すてきだな」と感じる行動を見かけたり、開いた口がふさがらなくなるような、残念な光景に出くわしたり…。2回目となる読者座談会では、そんな「感心したこと」「あきれたこと」をテーマに開催。読者4人に語ってもらいました。
※読者の名前はイニシャルで記載

座談会の参加者。左から、KTさん(47歳)、TKさん(66歳)、SMさん(56歳)、OAさん(43歳)

感心したこと

人と人の温かなつながりを感じるシーンに出あうと、なんだか幸せな気持ちになれますよね。
読者の皆さんのそんな経験とは。

若い人の行動が、ほほえましく、すがすがしく

さまざまな人が利用する公共交通機関。特に若い世代の行動に感心したことが印象に残っているとは、SMさんとTKさんです。

SMさん「電車に乗っていたとき、向かいにカートを自分の前に置いた高齢の女性が座っていました。その方は眠っていたのですが、電車が発車した勢いでカートが動いてしまったんです。すると、私の隣にいた女子高校生2人がカートを元の場所にそっと戻してあげていました。持ち主の女性は気付かないまま。とてもほほえましい出来事でした」

OAさん「若い女の子っていうのが、なんだかいいですね」

続いてはTKさんのエピソードです。

TKさん「私はバスの中でのこと。年配の人がバスに乗ってきたときに、それまで座っていた修学旅行生らしきグループが全員立ち上がって、席を譲ってあげていました。その人が座った後は、空いている席に誰も座らなかったんです。見ていて、すがすがしい気持ちになりました」

なぜ、若い人たちの行いが印象に残っているのでしょう。

SMさん「若いのにえらいなと思うからかもしれません。こんな子たちも社会に出たら、変わっていってしまうのかな(笑)」

一同「このまま変わらないでいてほしい!」

思いやりの連鎖が起こって

「私も公共交通機関での話。とても混んでいた電車内での出来事です」とはKTさん。こちらも、席の譲り合いにまつわるエピソードです。

KTさん「年配の人が乗客に席を譲ってもらったのですが、その人は、隣に立っていた子どもを抱いたお母さんに『どうぞ』と声をかけたんです。周りをよく見られている人だなと、感心しました。子どもは少しぐずっていましたから。でも、そばにいたお父さんが『こういうことを、子どもも学ばないといけないので』と、お断りされたんです。それもすごいなぁと。でも結局、お母さんと子どもは席に座ることに。電車を降りるときにも、『ありがとうございました』とお礼を言っておられました。こういう場面に出合うと、うれしくなります」

自分のことだけを考えるのではなく、周りの人への思いやりを持つってすてきです。

臨機応変な対応に感動

状況に応じて機転をきかせた対応をしてくれたときも、感動します。

SMさん「父は少し足が悪いのですが、趣味は写真撮影。いろいろな場所に出かけます。あるとき野球の試合を撮るために球場へ。足のこともあったので、私が同行しました。ですが入り口を間違えてしまい、若い警備員さんに『ここからは入れませんよ』と言われてしまったんです。聞くと、かなり長い距離を歩いて行かないと、本来の入り口へはたどり着かないとのこと。そんなに歩くのは大変…。そう思って困っていたら、警備員さんが父の足に気付いたようで、球場のスタッフと連絡をとり、その場所から中へ入れてくれました。通してくれた球場のスタッフにも感謝しましたけれど、警備員さんが気をきかせて球場スタッフに連絡してくれたことがとてもありがたかったです」

マニュアルではない臨機応変な対応に、その人の人柄がうかがえます。

心細いときに感じる一言の重み

SMさんが話してくれたのは、道に迷っていたときのことです。

SMさん「地図を見て目的地を探していたら、『どこに行くの?』と、女性が声をかけてくれました。場所を伝えると『すぐそこですよ』って連れて行ってくれたんです。困っているのかもと思って声をかけてくれるなんて…」

一同「優しい~」

海外で同じような経験をしたのはOAさん。

OAさん「外国の空港で乗り継ぎをしようとしていたのですが、広くて迷ってしまって。そのとき、外国人が『僕、日本に少し留学していました。どうされましたか?』と日本語で話しかけて、案内してくれたんです。自分から聞かなくても、様子を見て『お困りですか?』の一言がもらえると、うれしいです」

日本でも外国でも同じですよね。

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