創刊40周年を迎えた「リビング京都」には、これまで多くの読者家族が登場してきました。そんな皆さんが今どうしているのか、再び訪ねてみることに。以前の取材時の紙面も振り返ってみましたよ。
「リビング京都」の前身「ニューライフ京都」1978年5月12日号。40年前の創刊号です。
「そうそう、このときはマウンテンバイクのレースに備えて食事は炭水化物中心だったので、マカロニサラダを作ったんでした」と明彦さん(49歳)。「趣味の自転車は今も続けています。台所のどこに何があるのか分からないという状況も、変わっていません(笑)」
明治さん(23歳)と若菜さん(20歳)、2人の大学生の子どもも忙しくてあまり家にいないため、家事をするのは現在も妻の洋代さん(56歳)。「19年前、一生懸命夫が料理をしてくれたのを覚えています。また手料理を食べたいですね」
家族みんなから人気だったギョーザ鍋。ですが、「そういえば最近は食べていません」と弘一さん(53歳)。
長女・里歩さん(26歳)に聞くと「生春巻きが最近の定番かな。チキントマトスープも好きです」。栄養士として小学校で働いているとあって食事担当なのかと思いきや、「仕事で作りすぎているみたいで、めったに料理は振る舞ってくれません」と、里美さん(55歳)は少し残念そう。弘一さん、里歩さん、大学生の次女・もも子さん(21歳)、みんな里美さんの料理が「大好き!」とのことです。
今年で結婚16年目。手紙の交換は今でも続いているのでしょうか。
「ずっと続けています。もう習慣になっていますね」と一徳さん(42歳)。仁恵(さとえ)さん(37歳)も「次の休日の予定や夫の仕事、子どもの学校生活など、何げないことが話題です」。
そんな両親のやりとりに、昴くん(14歳)と笑美里さん(11歳)、2人の子どもたちはというと…、「特に何も言わず、『やっているね』という感じです(笑)」(仁恵さん)。
これからもこの習慣は大切にしていきたい、と話してくれました。