ASPHODEL(アスフォデル)
オーナー
太田直美さん
私が思う「愛」とは、博愛主義的な愛。人類愛に似た教義的なものです。仕事でサービス業に携わっているので、他者への思いやりについて常に考えています。地球や人類への深い思いやり、広範な愛があれば、戦争は起こらないはず。
山本合金製作所
山本晃久さん
光と闇、その二つが混在する感情だと思います。すべてを包み込むような優しさが、時には憎しみや怒りといった感情に変容する。そんなパワーを持っています。職人にとっては、理想や技術を継承するときの媒介でもありますね。
FORUM KYOTO
ディレクター
アレクサンドル・モベールさん
「Being in love makes you feel everything becomes possible(愛を感じるとき、不可能なことは無くなる)」。愛はクリエーションの原動力。映像や音楽を作るとき、愛し合う者同士しか分からない秘密を含ませ、共有するのも好きです。
京都造形芸術大学 教授
松井利夫さん
「愛」はあまり口に出してはいけない言葉。語ったとたんに逃げて行きそう、大切だからこそ言いたくないのです。本当はもっと好きなのに、その感情を「愛」という言葉でしか語れないもどかしさのようなものもあります。
京都文化博物館 企画事業担当 主任
髙桑鉄則さん
大学卒業後すぐ就職したキャンプ場で、上司から「キャンプは愛だ」と何度も言われたことを今も思い出します。大自然から当館へとフィールドは変わっても、愛着のある場所で多くの人の思いをかなえる手伝いをできるのがうれしいです。
スフェラ
クリエイティブ・ディレクター
眞城成男(しげお)さん
愛と聞いて連想するのは、普遍的なもの。自然、環境など身近なものです。日本には、古代から自然を崇拝する考え方があります。愛をもって自然と向き合うことが、自分や周りの人、ひいては次の世代の幸せにもつながるのではないでしょうか。
ギャラリー素形(すがた)
イマムラシゲオさん
愛とはアート作品そのもの。作品には作家や、作家を支えてきた人の愛が詰まっているのです。その思いを受け取り、多くの人へ届けるのがギャラリーの使命。アートは時代を超えて愛を伝え、人々を幸せへと導いてくれると思います。