私が考える愛 〜100字にこめて〜

ASPHODEL(アスフォデル)
オーナー
太田直美さん

私が思う「愛」とは、博愛主義的な愛。人類愛に似た教義的なものです。仕事でサービス業に携わっているので、他者への思いやりについて常に考えています。地球や人類への深い思いやり、広範な愛があれば、戦争は起こらないはず。

4月15日(土)~5月14日(日)午前11時~午後7時 ※水休(5月3日は除く)
「TOILETPAPER Maurizio Cattelan & Pierpaolo Ferrari presented by FUJIFILM」
〈会場〉ASPHODEL(京阪「祇園四条」駅7番出口から徒歩3分)
〈料金〉800円
現代美術家であるマウリツィオ・カテランとファッション写真家のピエールパオロ・フェラーリによるインスタレーション

山本合金製作所
山本晃久さん

光と闇、その二つが混在する感情だと思います。すべてを包み込むような優しさが、時には憎しみや怒りといった感情に変容する。そんなパワーを持っています。職人にとっては、理想や技術を継承するときの媒介でもありますね。

5月6日(土)・7日(日)午後1時~6時
「京の伝統職人とカメラ・オブスキュラを作る」
〈会場〉牧神祭具店(市バス「堀川中立売」停から徒歩2分)、山本合金製作所(市バス「七条壬生川」停から徒歩3分)
〈料金〉2万円
アーティストのヤン・カレンさんや鏡師である山本さん、神具指物師・牧圭太郎さんと、京都の伝統技術を使って初期のカメラ「カメラ・オブスキュラ」を製作。持ち帰ることができます

FORUM KYOTO
ディレクター
アレクサンドル・モベールさん

「Being in love makes you feel everything becomes possible(愛を感じるとき、不可能なことは無くなる)」。愛はクリエーションの原動力。映像や音楽を作るとき、愛し合う者同士しか分からない秘密を含ませ、共有するのも好きです。

4月15日(土)~5月14日(日)正午~午後8時 ※月休
「ザネレ・ムホリ Somnyama Ngonyama 黒き雌ライオン、万歳」
〈会場〉FORUM KYOTO(阪急「河原町」駅1A番出口から徒歩1分)
〈料金〉600円
「黒き雌ライオン、万歳」には、黒人女性を差別から解放し、祝福しようという強い意思が込められています

京都造形芸術大学 教授
松井利夫さん

「愛」はあまり口に出してはいけない言葉。語ったとたんに逃げて行きそう、大切だからこそ言いたくないのです。本当はもっと好きなのに、その感情を「愛」という言葉でしか語れないもどかしさのようなものもあります。

4月28日(金)、5月7日(日)午後7時15分~8時30分
「帰庵(きあん)―時を超える茶会」
〈会場〉京都文化博物館 別館1階(地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分)
〈料金〉各2000円
「竹の茶室 帰庵」が会場内に登場。茶会に、松井さんが手がけた茶わんが使われます

京都文化博物館 企画事業担当 主任
髙桑鉄則さん

大学卒業後すぐ就職したキャンプ場で、上司から「キャンプは愛だ」と何度も言われたことを今も思い出します。大自然から当館へとフィールドは変わっても、愛着のある場所で多くの人の思いをかなえる手伝いをできるのがうれしいです。

4月15日(土)~5月14日(日)午前10時~午後7時 ※月休(5月1日は除く)
「ラファエル・ダラポルタ ショーヴェ洞窟」
〈会場〉京都文化博物館 別館1階(地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩3分)
〈料金〉1000円
フランスのショーヴェ洞窟を360度撮影。洞窟壁画が描かれた内部の空間が映像インスタレーションとプリントによって再現されます
「ルネ・グローブリ The Eye of Love supported by NESPRESSO」
〈料金〉無料
スイス人写真家のルネ・グローブリが妻のリタとの新婚旅行をつづった写真集のプラチナプリントを展示、紹介

スフェラ
クリエイティブ・ディレクター
眞城成男(しげお)さん

愛と聞いて連想するのは、普遍的なもの。自然、環境など身近なものです。日本には、古代から自然を崇拝する考え方があります。愛をもって自然と向き合うことが、自分や周りの人、ひいては次の世代の幸せにもつながるのではないでしょうか。

4月15日(土)~5月14日(日)午前11時~午後7時 ※水休(5月3日は除く)
「LOVE Photobook Library from SIGMA Collection」
〈会場〉SferaExhibition(京阪「三条」駅5番出口から徒歩7分)
〈料金〉無料
「アーティストのための道具づくり」を追求する「SIGMA」が、独自に収集している写真集800冊を一般に初公開

ギャラリー素形(すがた)
イマムラシゲオさん

愛とはアート作品そのもの。作品には作家や、作家を支えてきた人の愛が詰まっているのです。その思いを受け取り、多くの人へ届けるのがギャラリーの使命。アートは時代を超えて愛を伝え、人々を幸せへと導いてくれると思います。

4月15日(土)~5月14日(日)午前10時~午後7時 ※4月24日(月)、5月8日(月)休
「ジャダ・リパ The Yokohama Project 1867―2016 presented by Ruinart」
〈会場〉ギャラリー素形(地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩4分)
〈料金〉無料
幕末から明治、そして現代の日本の姿を写した作品を展示。西洋の視点で捉えた日本の今昔が浮かび上がります

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