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自分の年齢、どう感じていますか?

書類に年齢を書いたとき、ふと「もうそんな年になった?」と驚いたり、電車で席を譲られてショックを受けたり。どの世代も、自分の年齢に対して〝モヤモヤ〟していることがあるのではないでしょうか。そこで、読者にアンケートをとり、各年代の気持ちを調査。〝高齢者〟〝中年〟といった呼び方についても、思うところを聞いてみました。
※アンケート有効回答者数307人(女性)

20代は成長、40代は初老が気になる時期

自分の年齢について〝モヤモヤ〟していることは、世代によってさまざまです。

まずは10代。「未成年は親の同意書がなければ旅行にも行けません」(YI、19歳)と、大人への憧れを抱く意見がある一方で、「10代が終わるのは寂しい」との声も。20代では「友達と遊びに出かけても素直にはしゃげなくなってきた」(AS、26歳)など、大人としての振る舞いを意識している人もいました。

30代以降から多く寄せられたのが「自分が今何歳なのか、忘れるときがある」(IR、38歳)という意見。数歳の差は誤差(?)と思うのかもしれませんね。

「もともとは40歳からを〝初老〟と呼ぶと知ってがくぜんとした」(YY、40歳)のように、40代は「初老」「更年期」といったワードに敏感になる時期といえそう。

「『50代の人がこのサプリで若々しく…』と宣伝されているのを見ると、〝老い〟を突き付けられた気分に」(HS、51歳)など、50代は美容関連商品の宣伝で年齢を意識するようです。60代では「定年退職し、やっと一段落といううれしさが今は勝ってます」(KH、60歳)と、年齢に喜びを感じる意見もありました。

30代以降は、実際よりも〝年下気分〟8割以上

では、実際の年齢と比べて気分的には何歳の感覚なのでしょうか。アンケートでは、20代以外の年代で「実年齢よりも年下に感じる」との回答が「年上」を上回る結果に。特に、30代以降では8割以上となりました。

その理由は、「周りに頼ればなんとかなると思っているので、12歳くらい」(BM、19歳)、「まだ責任をとれないから、23歳」(HM、27歳)、「30歳。それ以降、あまり成長していない気がする」(NA、35歳)と、10~30代では内面的な成長の度合いを気にする意見が目立ちました。

様子が変わってくるのが40代以降。「27歳。まだ走れるし、階段もスタスタ上れます!」(KR、47歳)、「3~4歳は年下気分。アパレル関係の仕事をする娘から若く見えると言われるので」(KM、52歳)など、体力や見た目の若さをポイントと考える傾向が見られました。60代では「55歳。生涯学習に取り組んでいて毎日充実しているから」(YN、67歳)と、日常に満足しているかが焦点となるようです。

そして、「年上」の回答が多かった20代。「35歳。同年代の流行に乗れません」(KT、23歳)、「30歳。子どもが生まれてから同世代の独身の友人と感覚が違うなと思うように」(YN、28歳)。同世代の若さとのギャップを感じているのですね。

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