仕事を続けるうちにある習慣が身に付いたり、体に変化が起きたり。そんな特徴から仕事を見てみると、その職業ならではの努力や、驚き、マストアイテムがあるものです。今回、異なる仕事をしている5人に登場してもらいました。1面では、その〝ならでは〟を紹介。5人の職業は2面で明かしています。身近な場所での仕事ばかりですが、新たな発見ができるかもしれませんよ。
ヒント
山口県出身の甲斐達也さん(29歳)。地元の高校を卒業後、今の仕事の修業をするために京都に来ました。
以来12年間、この道一筋で、2年前に独立。仕事は1人ですることもあれば、複数ですることも。仕事の影響で黒くなった手のひらの汚れは強力! せっけんで洗っても簡単には落ちないそうですよ。
ヒント
「空調と仕事の影響で手が荒れたり、傷ついたり。一年中、対策は必要です」と田中愛さん(29歳)。
そんな田中さんの強い味方が手袋です。接客業でもあるので、はめるのは仕事が忙しい朝だけですが、早いときは2週間ほどで穴が開いてしまいます。そのため、いつも5組くらいはストックをしているのだとか。
ヒント
井上敦子さん(70歳)がこの世界に飛び込んだ40年前は、今とは違って男性の職場とされていたそう。
「華やかなイメージですが、根性とバイタリティーがないと続きません」(井上さん)。その言葉通り、重い袋を運び、材料を加工して、一日9時間、立ちっぱなしということもたびたび。1年に数回の繁忙期には、さらにハードに。
ヒント
櫻井やよいさん(41歳)の仕事は、接客業の一種。ただし、ニンニク料理や激辛料理を食べないのは、エチケットという理由からだけではありません。「熱い食べ物にも注意します」と櫻井さん。
身に着けるものの香りにも神経を使うそうで、香水をつけないのはもちろん、化粧品は無香料のものを選んでいます。
ヒント
勤続14年目の梅田涼さん(40歳)。後輩を指導するトレーナーとして室内での勤務もありますが、業務時間の半分はオフィスの外へ。
外出する時間はあらかじめシフトで決まっていて、時間厳守。天候に関わらず出かけて行き、晴れていれば1~2時間は決まった姿勢で太陽の光にさらされます。ただし、屋外での仕事ではありません。