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読者の“○活”

就活に婚活、朝活。こんな呼び方も定着してきましたね。おなじみのものだけではなく、読者はさまざまな“○活”をしているようです。みなさんのお気に入りの過ごし方、夢中になっている趣味がこちらです!

散活

天気がいい日は、親子で近所の公園へ

亥野(いの)美和さん

晴れた日の午前中は、少しでも時間があれば自宅そば、伏見区深草にある北堀公園に3歳の長男・颯真(りゅうま)くんと散歩に出かけるという亥野美和さん(35歳)。

「息子は特に昆虫が好きなんです。網を持って、虫を一生懸命追いかけている姿を見るとほほえましく感じます」

取材したのは昨年の12月半ば。少し肌寒いこの日も、颯真くんの手にはしっかりと虫捕り網がにぎられていました。その中に枯れ葉が入っているのもごあいきょうです。広い公園の中を、その日の気分で歩き、立ち止まって…としていると「2~3時間はあっという間に過ぎます」。

春は桜、秋は紅葉と四季を感じられて、リフレッシュできるこの環境が大のお気に入りと亥野さん。親子で歩いていると、犬を連れた散歩中の人に声をかけてもらえることもあり、そういうのんびりした雰囲気を感じられるのも好きなのだそう。

お母さんと手をつなぎながらも、公園内をキョロキョロする颯真くん。肩から下げている虫かごも大事な相棒。秋、トンボ捕りのときにも活躍したそうです

和活

英会話教室に着物で参加するようになり十数年

増田麗子さん

「今日はバイクで来ました」「エエッ、着物で⁉」と驚く記者に、「スクーターなら乗れますよ」。

そんな増田麗子さん(67歳)ができるだけ和服を着るようにする〝和活〟をスタートさせたのは2003年のこと。その年の夏、英会話のレッスンに何げなく浴衣を着て行ったところ、居合わせた外国人講師が絶賛。これが、ほとんど興味のなかった着物にのめりこむきっかけになりました。

それからというもの、英会話教室に行くとき

英会話教室にて。「天神さんや弘法さんの露店で、着物を探すのも好き」という増田さんがこの日着ていた銘仙(めいせん)も、縁日で見つけたお気に入りの一着

は必ず、さらに映画館や美術館、コンサートなどにも和服姿で出かけるようになったのだとか。

「海外旅行にも着物で行くんですよ。地元の人に話しかけられることが増え、話も弾みます。そうした人たちは日本文化に興味があって質問も鋭い。知らないと恥ずかしいので、私も日本文化をより深く知ろうという思いが強くなりました」

月に8回以上、年間100回は着ているので、振り返るとかれこれ1000回以上、着物を着ていることになるという増田さん。
「今後の目標は、イタリアのベローナにある古代遺跡の円形劇場で毎夏、上演されるオペラを着物で鑑賞することです」

こんな○活も!vol1

読者の“〇活”には、こんなものも。時間の過ごし方の参考にしてみては。

緑活

5年ほど前、同僚の影響でガーデニングや寄せ植えづくりを始めました。玄関先にも鉢植えを置いています。ちょっと緑があると癒やされるし、近所の人たちから「きれいね」と声をかけられると、いつも見てくれているんだとうれしくなります。
ハロウィーンやクリスマスのグッズを一緒に飾って、季節感も楽しんでいます(FM・45歳)



株活

昨年、将来に向けて資産運用をしようと思い立ち、株投資をスタート。それまで経済のことなど全く分からなかったのですが、雑誌やテレビのニュースで勉強をするようになりました(さとゆうママ・42歳)

レター活

娘が文通を通して交流をする活動のパンフレットをもらってきたので、2人で登録。さっそくオーストラリアから手紙が届き、娘は大喜び。もともと英語に興味はある娘ですが、これをきっかけに視野が広がればいいなと思います(ピヨママ・40歳)

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