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読者の“○活”

バト活

続けるうち、「上達したい」との思いが強まって

竹内美晴さん

中学生・小学生・幼稚園児、合わせて4人の子育てをしながら、竹内美晴さん(40歳)が打ち込んでいるのがバドミントン。現在小学6年生の長女が幼稚園児だったとき、保護者向けサークルに入ったことがバドミントンとの出あいでした。

その「小倉幼稚園バドミントンサークル」の活動日に取材に行くと、竹内さんはネットを張ったり、ラインを引いたりと、コートの準備中。そのうちに、だんだんとメンバーがそろっていきます。取材だと伝えると、和気あいあいの場がさらに盛り上がります。

「小倉幼稚園バドミントンサークル」のメンバーと。前列左から3人目が竹内さん

そんな雰囲気もラケットを持ち、シャトルを打ちあう練習に入ると一変。皆さん表情が引き締まり、緊張感とスピードのあるラリーになっていきました。

7年前に始め、途中で妊娠・出産・育児などのために2年間のブランクもありましたが、続けるうちに「もっと上達したい」と意欲が出て、ほかのスクールにも通うほどになった竹内さん。

バドミントンの魅力を聞くと「どんなスポーツでもそうだと思いますが、自分の課題を1つクリアしても、また次の課題が見つかる。落ち込むこともあるし、上達には波があるけれど、そこに燃えます」と話してくれました。

サークルとスクール、合わせて週に1~2回はバドミントンをしているそう

トン活

韓国のアイドル「東方神起」を“追っかけ”!

KNさん

「『東方神起』は韓国の発音だと『トンバンシンギ』。ファンの間では、彼らを応援することを“トン活”と呼んでいるんです」と説明してくれたKNさん(43歳)。なので、“○活”というと、「そんなの“トン活”に決まってる!」と即座に反応したのだそう。

「ファン歴は8年くらい。子育て中なので無理のない範囲で“追っかけ”をしています。『京セラドーム大阪』のほか、時には東京にコンサートに行くこともあるんですよ」。夜行バスで東京に向かい、コンサート終了後、そのまま夜行バスで京都へトンボ返り。「大変ですが、思う存分、非日常の世界を味わえるのがいいんです」

インターネットを介して友達になった“ファン友”とコンサートで会い、盛り上がることも。そうした交流も魅力のようです。

そして、もう一つの楽しみが、2~3カ月に一度、友達が主催するDVD鑑賞会。その名も「トン会」といい、休日の昼から夕方に10~20人のファンが集合。「東方神起」はしばらくコンサートを行わないため、その間はこの「トン会」で寂しさを乗り切るとのことですよ。

こちらのバスタオルはコンサートの必須アイテム。「手洗いで大切にしています(笑)」

アート活

鑑賞だけではなく、サポートする楽しみも

上村(うえむら)憲子さん

上村憲子さん(62歳)は、「リビング京都」2007年10月20日号の特集「読者のオンリーワン趣味自慢」に登場。「休日に美術館巡りを楽しんでいます」との内容での紹介でしたが、今も継続して美術館や展覧会を訪ねているとのことで“アート活”の話を聞きました。

「昔は年間150~200カ所、1日に4カ所くらいは平気ではしごをしていましたが、現在は体力的にも1年に80カ所ほど。ですが、今のほうがアートとの関わりがさらに広がった感じがします」

京都の好きな美術館のひとつ、「細見美術館」の前で

アート関係のボランティア活動に参加し、そこで出会った仲間と「瀬戸内国際芸術祭」や「国東(くにさき)半島芸術祭」といった展覧会にも足を延ばすようになったと言う上村さん。

「8年前は、好きな美術館を一人で訪れて鑑賞するスタイルがメインでした。現在は現代アートなど新しい分野への関心も高まり、作品を見るだけではなく、可能な範囲で美術館や展覧会のボランティアやサポーターにも参加しています」

遠方の展覧会を訪れるときは、「青春18きっぷ」を駆使したり、日帰りで訪れたりもするそう。
「たくさん行きたいので、安く行くことも大切。仲間を募って車で出かけることもありますが、そんなときはおむすび持参。外食をする時間をアートの鑑賞にあてたいといった、価値観が似ているメンバーで行くんです」。上村さんの“アート活”はますます進化しているようです。

こんな○活も!vol2

懸活

懸賞にはまっています。懸賞歴は6年くらい。これまでに、現金10万円や高級ホテルの宿泊券などをもらったことも。昨年は1カ月で、スーパーマーケットの商品券合計2万円分、クオカード1500円分、ホテルのペアランチ券、「キッザニア甲子園」のチケット3枚、ジャガイモ、ポーチなどをゲットしました。はがき1枚で豪華賞品が当たるので、すっかり夢中です(スージー・43歳)


息活

“息抜きの活動”のこと。約10年前、最初はただ「好きだから」と歌を習い始めたのが、今では生活に欠かせないものに。ボイストレーニングになるので仕事(接客業)でも役立つし、子育ての気分転換にもなります(AO・41歳)

コミ活

マンションの住民同士のコミュニケーションが円滑になるよう、集まる機会をつくっています。住民の平均年齢も上がってきたので、もっと知り合いを増やし、協力し合える関係を築きたいです(KK・54歳)

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