- 教えてくれたのは
京都歯科医療技術専門学校
平田久美さん
「歯や歯ぐきのすきまに付着する〝歯垢(しこう)〟は、摂取した飲食物、口の中に存在している虫歯菌や歯周病菌などから作り出されます。早めに取っておかないと、虫歯菌によって歯が溶けたり、歯周病菌によって歯ぐきの出血や腫れ、歯を支える骨が溶けるといった症状を招くことも。
放置した歯垢が石灰化して〝歯石〟に進行すると、症状の悪化を招いて歯を失うリスクが増大し、除去するには専門的な治療が必要になります。歯垢を早期の段階で取り除き、トラブルを予防するためにも、毎日の歯磨きが重要なんです」