花見やお祝いの席にぴったりの巻き寿司が、料理人の技で変身! 包丁を入れれば、意外な断面の登場です。みんなで新しい組み合わせを味わいましょう。
白と黄という2色の酢飯が色鮮やかなコントラスト。
肉とチーズは野菜と組み合わせることで、サッパリと味わえます。
- 【材料(1本分)】
- 酢飯…300g
- 牛ミンチ…50g
- サフラン(パウダー)…適量
- ホウレンソウ…1束
- ニンジン…1本
- スライスチーズ…3枚
- テリヤキソース
(作りやすい分量)
- A
- 濃い口しょうゆ…50cc
- みりん…25cc
- 酒…25cc
- 砂糖…15g
- おろしニンニク…適量
- 水…50cc
- ごま油…15cc
- 【作り方】
- ①酢飯の半分にサフランをまぶし、黄色に色づけする。残りの半分はそのまま置いておく
- ②牛ミンチをフライパンで炒める。パラパラになったら混ぜ合わせたAを大さじ3〜4程度入れ、味を調える
- ③ホウレンソウを葉と軸に分けてゆでる
- ④ホウレンソウの水分をとる。巻きすの上に葉を少しずつ重ねて並べ、のり1枚ほどの大きさにする
- ⑤ニンジンを縦にスライスしてゆでる。水分をとったら、❹の上にニンジンを隙間が出ないように重ねて並べる。余ったものは細長くカットしておく
- ⑥3枚のスライスチーズの端を重ねながら横に並べ、つなぎ合わせる。❷とホウレンソウの軸、❺でカットしたニンジンを乗せて棒状に巻く
- ⑦❺に2色の酢飯を手前と奥に分けて乗せる。中央に❻を置き、しっかりと巻く
- Reine des pres(レーヌ・デ・プレ)
中原文隆さん
- 「肉で具材を包む、フランス料理のバロティーヌをヒントにレシピを考えました。ホウレンソウで巻くので、ライスサラダのような感覚で召し上がっていただけます」
写真ではホウレンソウの葉は縦3枚、横6枚の計18枚を使用。少しずつ重ねて1枚のシートのようにします ※ホウレンソウは具材が乗る枚数でOK。写真のように左右が余る場合は、中に巻き込みましょう
ゆで卵は粗くつぶして食感を残すのがポイント。マヨネーズとあえることで
コクがプラスされます。余ったタレは焼いた鶏肉やブリにかけ活用してもOK。
- 【材料(1本分)】
- 酢飯…200g
- 豚肉(薄切り肉またはコマ切れ肉)…90g
- 固ゆで卵…1個
- マヨネーズ…適量
- 春キャベツ…2枚
- のり…1枚
- 紅ショウガ…適量
- ショウガ焼きのタレ
(作りやすい分量)
- A
- 濃い口しょうゆ…30cc
- みりん…30cc
- 酒…15cc
- 砂糖…10g
- おろしタマネギ…30g
- おろしショウガ…適量
- 【作り方】
- ①固ゆで卵を粗くつぶしてマヨネーズであえる
- ②フライパンに油(分量外)をひき、豚肉を炒める。混ぜ合わせたAを半分程度入れ、煮汁がなくなるまで煮つめる
- ③塩(分量外)を少量加えたお湯で春キャベツをサッとゆで、ザルにあげて水気を切る
- ④巻きすにのりを敷いて酢飯を乗せ、❸を広げる。❶❷、紅ショウガを中心に並べて巻く
- 日本料理さかい
酒井俊二さん
- 「冷めた状態でもおいしく食べられるよう、脂身の少ない肉を選ぶといいですよ」