忙しいこの時期こそ 10分でできるお役立ちレシピをを

10分でできるお役立ちレシピを

鶏どんぶり

切って、ゆがいて、混ぜて
ホカホカごはんにのせるだけ

ごはんとおかずを一度にパッと食べられるどんぶりものは、大人も子どもも大好き。具は、ちょっと濃いめを意識して作るのが、コツ。ムネ肉のプリッとした食感と、チーズとカツオのコンビネーションが絶妙です。

  • 材料(4人分)
  • 鶏ムネ肉…1枚(300g)
  • とろけるスライスチーズ…4枚
  • かつおぶし…4つかみ(小袋なら4袋)
  • しょうゆ…適量
  • 温かいご飯…4人分
  • 塩…約10g
  • 鶏ムネ肉を2〜3mmの厚さに薄切りにする
  • スライスチーズをみじん切りに、大葉は細切りにしておく
  • ❷のチーズとかつおぶしをまぜて、しょうゆをふりかけておく
  • ❶を沸騰した湯に入れて火が通ったら取り出す
  • ❹に塩をふっておく ※一枚につき塩ひとつまみくらい、しっかりとふっておく
  • どんぶりに温かいご飯を盛り、❹を敷きつめる
  • ❻の中央に❸をこんもりと盛り、大葉をのせる

分け侘(わび)
辻内栄一さん

「新鮮な鶏を、いい炭で焼いたら、それがごちそうでは−」と、同店を始めて10年。日本酒、焼酎、ワインなど、独自のこだわりで数種類取りそろえ、鶏料理と合わせて提供しています。「簡単でも、自分がおいしいと思ったものを出すのが一番!」

アクアパッツァ

魚介のうまみと野菜の甘みが生きた
冬の本格イタリアン

冬のイタリア料理を代表する「アクアパッツァ」は、本来、骨付きの魚を使用しますが、切り身を使って煮込む時間を短縮。ただし、魚や野菜の下処理にひと手間かけることで、特別な調味料を使わずとも、プロ仕様の本格的な味わいになりますよ。

  • 材料(4人分)
  • タラの切り身(生)…320g
  • ミニトマト…8個
  • 小カブ…1個
  • ブロッコリー…8房
  • ハマグリ…16〜20個
  • 塩…適量
  • オリーブオイル…大さじ2
  • ニンニク…1片
  • タカノツメ…1本
  • 水…100cc
  • イタリアンパセリ…適量
  • タラ、へたを取り半分に切ったミニトマトに軽く塩をふり、5分ほどおく
  • 鍋(フライパンでも可)にオリーブオイル、芯を外して軽くつぶしたニンニク、タカノツメを入れて弱火で熱する。香りが立ってきたらニンニクを取り出す
  • タラの水気をふき取り、❷に入れて皮目から焼く
  • ❸のタラに軽く焦げ目がついたら、水気を取ったミニトマト、くし形に切った小カブ、ブロッコリー、ハマグリ、水をいれてふたをする。時折、鍋をゆすっておく
  • ❹が沸騰してきたら、みじん切りにしたパセリをいれる。ハマグリは口が開いたら、先に取り出しておく
  • タラに火が通ったら、オリーブオイルを回しかけ(鍋を3周程度)、具材を取り出して皿に盛る
  • 鍋に残ったソースにオリーブオイルを適量(分量外)加え、とろみが出てきたら具材の上にかける

Vino Gappo(ヴィーノガッポ)
田邊雅章さん

ソムリエの資格を持つ田邊さんが、3年前にワインに合う料理を提供するお店として同店をオープン。「忙しい年末年始、鍋ひとつでできる料理は洗い物も少なく、手間いらずです」

ハムステーキりんごみそおろしソース

“甘辛さっぱりソース”で
シンプルな味を格上げ

お歳暮などでもらうことの多いハムは分厚く切ってステーキに。しっかりと焦げ目をつけて、香ばしく焼き上げることが大切です。気の利いたソースを添えて出せば、立派なメイン料理に。年末年始の来客への″もてなしの一品〟に変身しますよ。

  • 材料(4人分)
  • ハム…6cm程度の厚さ分
  • レンコン…4cmの長さ分
  • 金時ニンジン…中1本
  • 春菊…1把
  • オリーブオイル…大さじ1
  • A
    ダイコン…150g
    リンゴ…1/4個
  • B
    おろしショウガ…大さじ1弱
    合わせみそ…大さじ1
  • ハムは1.5cmの厚さに切って、両面にななめ格子状に切り目を入れる。レンコンを1cmの厚さに、金時ニンジンはスティック状に切る。春菊はざく切りに
  • フライパンにオリーブオイルをひき、ハム、レンコン、金時ニンジンを中火で焼く。レンコン、金時ニンジンに軽く塩(分量外)をふる
  • ❷を焼いている間に、Aをすりおろし、水気を切る。Bを加えて混ぜ合わせておく
  • 皿に春菊、焼き上がったハム、レンコン、金時ニンジンを盛りつけ、❸を添える

カニ缶とアボカドのグラタン

ほくほくのアボカドと
カニのコラボが楽しい

缶詰は寒い冬こそ、温かい料理にアレンジして有効活用を。「切って、混ぜて、焼く」の3ステップで、あっという間に洋風おかずに。アボカドの濃厚さとカニ身が、少量でもしっかりと食べ応えのある料理に。トースターを先に温めておくだけで随分と時間を短縮できます。

  • 材料(4人分)
  • アボカド…2個
  • カニの缶詰…1缶
  • 玉ねぎ…30g
  • A
    マヨネーズ…大さじ2
    カレー粉…ひとつまみ
    塩・コショウ…適量
    うすくちしょう油…小さじ2
  • パン粉…適量
  • 大葉…適量
  • トマト…適量
  • 玉ねぎをみじん切りにする。カニ缶は汁を切っておく
  • アボカドを半分に切り、中身をくり抜き、ザク切りにする。皮は捨てずに残しておく
  • ボウルに❶、❷を入れAを加えて混ぜ合わせる
  • ❷で残しておいた皮に❸を詰め、パン粉をふる
  • あらかじめ温めておいたオーブントースターに入れて、およそ5分
  • 焼け目がついたら取り出し、皿に盛りつけて、きざんだトマトと大葉をのせる

日本ワインの店 たすく
池西祐佳さん

山梨で出合った甲州ワインのおいしさに魅了され、同店を開店。料理メニューは日替わりのつき出しが人気。「その時期ならではの、家にあるものを冬は温かく、夏はさっぱりとアレンジするといいですよ」

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