ホーム > > 特集:ファッション・雑貨 > グリーンのある生活

グリーンのある生活

4.Tさんの場合 階段の上り下りの妨げにならないよう注意

これもgood

ショップオリジナルの「『コウモリラン』と一輪挿しの壁掛け」。「コウモリラン」(下)への水やりは、霧吹きで葉っぱと植え込み部分の両方へ

殺風景になりがちな階段。何かグリーンを飾るとイメージががらりと変わりそう。

「Tさん宅の階段脇の窓は全開しないタイプなので窓辺に置いても問題ありませんが、窓の開閉や通行の妨げになる場所は控えましょう。階段のステップや体が当たりやすい場所は、倒れる可能性があり危険です。場所があればつるタイプでもいいのですが、飾る場所を選ばない壁掛けタイプもおすすめですよ」

観葉植物の育て方

読者アンケートで寄せられた、観葉植物を育てる際の悩みや疑問について、左京区岡崎にある観葉植物専門店「リトルファンタジー」の津留玲子さんに答えてもらいました。育てるときの参考にしてみてくださいね。

Q.日光には当てた方がいい?
Aどんな植物にも日光は必要なので、基本的には日光が入る明るい環境下で育てるようにしてください。
中には半日陰を好む植物もあり、直射日光を当てると葉焼けしてしまうので、購入する際にお店で育て方の確認を。
また、日光浴をさせようとして一時的に屋外に置くのは間違いです。植物は、置かれた環境に慣れようとするもの。室内外の気温の差が激しい冬場は特に、ストレスを与えてしまうだけですよ。
Q.水やりのタイミングは?
A基本的に土の表面が乾いてからでOK。夏場は、鉢底から水が少し出る程度が目安です。冬場は植物の休眠期なので、夏場の半分程度の量に。暖房の有無で頻度が変わるので気を付けて。底面給水型の鉢(二重構造で、外鉢にためた水を内鉢の底から必要な分だけ吸い上げるタイプ)もおすすめです。
Q.肥料は必要ですか?
A植物は、光と水、風があれば育つため、購入した1年目は特に肥料はあげなくても構いません。葉に〝つや〟が見られないなど、生育状況が心配な場合のみ、植物の生育時期の春から夏にあげましょう。液肥と置き肥のどちらでもよいですが、やり過ぎには注意を。
Q.家の中で土を使いたくありません。何か代わりになるものはありますか?
Aハイドロカルチャー(水耕栽培)という方法があります。土に植えられているものをハイドロカルチャーにする場合、植え替え時期や水枯れなどに注意が必要です。
Q.枝やつるが伸びてきたらどうすればいい?
A伸びすぎた枝や茎を短く整えたいときは、次に出てくる芽の向きを考えて、節の少し上で切ってください。切る時期は、新芽が出始める春から初夏が適しています。

教えてくれたのは

スペースデザインカレッジ
京都校 専任講師
成安裕美子さん
「グリーン自体を見せるためか、物を隠すためか。部屋の中でどういう位置づけなのか、目的を明確にすると、置く場所や種類を決めやすいですよ」
観葉植物専門店
リトルファンタジー
津留玲子さん
「成長する過程を見ることも、育てる楽しみの一つです」

このページのトップへ