薬味だけじゃない!おいしいレシピ ミョウガと青ジソ

ミョウガの佃煮茶漬け

炒めて炊き上げているのに、なお香りを失わないミョウガの存在感! 冷蔵庫で10日間ほど保存できます。

材料(約3人分)
ミョウガ…15個
煮切り酒…50cc
 ※加熱しアルコール分を飛ばしたもの
濃い口しょうゆ…25cc みりん…25cc
たまりじょうゆ…25cc(濃い口しょうゆ20cc、みりん5ccで代用可)
赤みそ…8g 砂糖…大さじ1/2
実山椒…10g 梅干しの果肉…2個分
鰹節…1つかみ ゴマ油…適量
作り方
  • ミョウガは繊維を断つように斜めか横に4等分する
  • 沸騰したお湯で、①を5秒ほどボイルして、ざるに上げておく
  • ミョウガと鰹節とゴマ油以外の材料を合わせる
  • 軽く熱した鍋にゴマ油をひき、②を3分ほど炒める
  • ④に③で合わせたタレを入れて弱火で7分くらい炒める
  • 水分がある程度なくなったら、鰹節を入れて混ぜる

青ジソみそ

固めの絹ごし豆腐(写真)の他、あぶったホタテや白身の魚と相性のよい味です。青ジソを加える前のベースになる卵みそは、冷蔵庫で1週間ほど保存OK。

材料
青ジソ…10枚
白みそ…100g
卵黄…1個分
煮切り酒…10cc
煮切りみりん…10cc
作り方
  • 青ジソ以外の材料を鍋に入れ、火にかけずによくなじませる
  • ①の鍋をとろ火にかけて15分ほど練ったあと、しっかりと冷ます
  • 青ジソを粗く刻み、すり鉢でする
  • 食べる直前に、③に②を入れ軽くすり合わせる

トースターなどで焼き目をつけると、香ばしくなり一層おいしくなります

藤井さん
水円
料理長・藤井孝之輔さん
「青ジソやミョウガは、メイン料理がたん白なときに、アクセントになる食材です。食材の取り合わせにも重宝します」

ミョウガのエビはさみ揚げ

油で揚げたミョウガは、タマネギの天ぷらのような柔らかさに。エビを使った具をはさんでいるので、ボリュームがあります。

材料(2人分)
ミョウガ…6本
エビ(身のみ)…10匹分

A
  酒…少々
  ショウガのしぼり汁…少々
  青ネギ(小口切り)…大さじ1
  ゴマ油…小さじ1
  かたくり粉…小さじ1
  しょうゆ…小さじ1
  酒…少々
  マヨネーズ…少々

揚げ油…適量
天ぷら粉…適量
作り方
  • ぶつ切りにしたエビに、Aを加えてよく練る
  • 縦半分に切ったミョウガの切り口にかたくり粉(分量外)を軽くつけて、それぞれに①をはさむ
  • 天ぷら粉を適量の水で溶いて、②につける
  • ③を5分ほど揚げる

肉みそ青ジソ巻

材料(約4人分)
青ジソ…10枚
豚ミンチ…30g
みそ…30g
おろしニンニク…30g
青ネギ(小口切り)…適量
一味…少々
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
みりん…大さじ1
白ゴマ…大さじ1
ゴマ油…適量

豚肉に限らず、鶏肉や牛肉でも応用できます。
ビールのおつまみにぴったりな味ですが、一味を入れずに作れば子ども向けに。

作り方
  • フライパンにゴマ油をひき、豚ミンチを色が変わるまでよく炒める
  • ①に、青ジソと白ゴマとゴマ油以外の材料を入れて、炒め合わせる
  • ②に白ゴマを入れて炒め合わせたら、そのまま冷ます
  • ③の1/10分を、青ジソに薄く塗って巻く
  • フライパンにゴマ油をひき、④を軽くソテーする
河本さん
祇園 河道
店主・河本純美さん
「何にでも合わせやすいのが青ジソ。ミョウガは彩りを生かしたいですね。難しく考えずに、料理に使ってみてください」

ここをチェック!

1面で登場の浮村さんにミョウガと青ジソ、それぞれの
チェックポイントを聞きました

選び方
ミョウガ
ふっくらとした丸み、赤み、光沢があり、先が広がっていない身のしまっているものがよい。
青ジソ
葉が盛り上がっていてみずみずしく、変色していないもの。香りが強く感じられるものがよい。
保存方法

ミョウガも青ジソも乾燥は大敵。湿らせたキッチンペーパーでくるんで、ビニール袋やラップで包み冷蔵庫へ。約1週間を目安に使い切るようにしましょう。

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