「若々しさがありつつも、無理のない年相応なオシャレがしたい」という橘まゆみさん。そんな彼女に試してもらったのが、スプリングコートを主役にした軽快なコーデ。そのコートの存在感を引き立てるのが、白いシャツとパンツです。 「白は着るのに勇気がいるけれど、さっそうとした印象になりますね」と橘さん。 そして、トップ・ボトムとも同じ白を選んで縦長のラインをつくることで、スラリと長身に見せる工夫を。
橘さんにはもう一着、ハリ感のある素材のワンピースに挑戦してもらいました。 「Aラインのワンピースは、丸みの出てきた背中、ポッコリ出たおなか、下がってきたバストやヒップ…など、いろんなお悩みを隠してくれます」と河内さん。 また、小物の使い方にも注目を。小柄な橘さんは、トップにボリュームが出るコサージュを選ぶほうが、すらりと見えますね。
読者アンケートで、「体形カバーのためのオシャレテク」を
聞きました。
さて、皆さんのアイデアの効果のほどは…?
ヒップの大きさが気になるので、ヒップが隠れる丈のジャケットやカーディガンを愛用しています (30代~60代、投稿多数)
ヒップを覆ってしまうと、気分的には安心ですが、上半身全体にボリュームが出るので、着やせ効果は少ないでしょう。 首まわりにストールやスカーフを巻いてボリュームを出したり、ブローチを上のほうに付けるなど、目をひくものを上に持ってくるほうが、全体的なシルエットは細く見えます。
ストレッチのテロンとした 素材のパンツをはいて、 足の太さをカバーしています (40代・マハリク)
こうしたパンツは着心地がよく、シルエットが隠れるので、着やすいですが、上から下まで足が同じ太さに見えるため、結果的には太って見えます。むしろ、パンツの裾をロールアップして、足の一番細い部分である足首を見せるほうが着やせ効果はあると言えます。
髪の毛をアップにして、 首まわりをすっきり 見せるようにしています (40代・MBK48)
襟が詰まった服を着るときは、髪をすっきりまとめると確かに着やせ効果があります。しかし、首まわりをすっきり見せるのに効果的なのは、髪をまとめることよりも、Vネックの服を着ること。直線ラインを作って、デコルテをすっきりと見せるのがポイントです。この場合は、髪をおろしていてもすっきりと見えますよ。
無地よりも柄物の服のほうが 若く見えそうだし、 体形カバーできるように思う (50代・タッキー)
柄の種類にもよると思いますよ。ちなみに、着やせ効果を狙うなら、小さな柄よりも大きな柄を選ぶのがおすすめです。小花柄と大きな花柄なら、着やせ効果が高いのは大きな花柄です。
股上の深いパンツよりも、腰ではくタイプのパンツのほうが、ほっそりと見える (60代・のりぴー)
股上の深いパンツとはき込みの浅いパンツでは、後者のほうがヒップの布の面積が小さいですね。その結果、ヒップが小さく見えるというわけ。さらに、両側にポケットがついていると、目の錯覚で小尻効果はますますアップします。