森蔭さん:子どもが小さいころは、同じ子どもをもつ友達との“かわりばんこ制”に助けられていました。幸いにも、子どもが小さい時から、子ども同士・親同士が仲のいい、家族のような友達ができたんです。
託児スペースなどは、子どもが「もう1回行きたい!」と言ってくれるところなら安心できるかも。でも、私自身は知らないところに預けてリラックスした経験はあまりありません。スーパーや量販店などにも、時間制で子どもが遊べる遊戯施設もありますが、結局気になって見てしまうタイプでした(過保護?)。
森蔭さん:個人的には「共通の趣味がなくても、夫婦はうまくいく」と思ってます。無理やり同じ趣味を持つことはないんじゃないかな。押し付ける必要もないし、趣味が違うからといって、相手の好きなことを非難するのもNG。どちらかが相手に譲らなければならないものより、互いを尊重することができるものを見つけられたらベストですね。
でも、共通の趣味を見つけることよりも、デートをするという感覚にシフトすれば、ランチを一緒に食べるだけでもよいのでは?
森田さん:私の場合、大歓迎です。一人で好きなことができますから(笑)。「子どもと一緒に留守番」という場合は、完全に自分も童心にかえって、子どもと一緒に夢中で遊ぶ! ただし、安全面だけは父親モードを捨てませんけどね。
森蔭さん:あいにく、気を使った経験があまりありません(笑)。でも、予定が決まればすぐに伝え、皆の気持ちのいいようにということは心がけています。たとえば、「ご飯は作って出て」と頼まれればそうしています。「たまにはお父さんと子どもだけで外食する」となれば、子どもたちもそれはそれで変化を楽しんでいたようですが…。
あまり重なると、自分も皆もしんどくなるのでその辺りは調整して。
2人で過ごす時間をつくる努力をする
子育てを“共通の趣味”にする
距離感を保つことも大切