ローズマリーのデザートなんて、新鮮! ぐんと大人っぽい味に。「バニラアイスなど添えてお子さまにも。オレンジや皮をむいたプチトマトでもお試しを」
材料(作りやすい分量)
●グレープフルーツ(ホワイト・ルビー)…各1個 ●白ワイン…150ml ●砂糖…30g ●ローズマリー…1枝
作り方
①グレープフルーツは1房ずつ皮をむく
②小鍋に白ワイン・砂糖・ローズマリーを枝ごと入れ、ひと煮立ちさせる
③熱いうちに①を加え、粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩冷やす
野菜本来の味が引き出された優しい味わい。「夏バテや二日酔いにもおすすめです」
材料(2人分)
●タマネギ…1/2個 ●ニンジン…1/2本 ●グリーンピース…30g ●ジャガイモ…1/2個 ●ズッキーニ…1/2本 ●ニンニク…1片 ●ベーコン…50g ●水…300ml A(バジル80g 松の実30g ニンニク1片 オリーブオイル150ml)●オリーブオイル・塩・コショウ・パルミジャーノチーズ…適宜
作り方
①タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ズッキーニ、ベーコンは1cm角に切る。ミキサーは冷やしておく
②鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて火にかけ、香りが出たらタマネギとニンジンを加える
③しんなりしたら、ベーコンとズッキーニを加えてひと炒めし、水を加えて15分煮る
④バジルペーストを作る。Aをすべてミキサーにかける
⑤③にグリーンピースとジャガイモを加え、イモに火が通れば塩・コショウで調味する。皿に盛り、④を好みの量と、パルミジャーノチーズを加える
白身魚のほかマグロやお肉でもOK。「カポナータは1晩寝かすとより美味。冷たくしてそうめんと食べるのもいいですよ」。タイムが味に奥行きを与えます
材料(1人分)
●スズキ…1切れ ●ニンニク…1片 カポナータ…(作りやすい量:パプリカ1個 ズッキーニ1個 ナス1個 タマネギ1個 セロリ1本
トマトソース100ml ニンニク1片タイム10枝) ●オリーブオイル・塩・コショウ…適宜
作り方
①フライパンにオリーブオイルを熱し、つぶしたニンニクとタイム1枝を入れ、香りが出たら取り除く。その油で塩・コショウしたスズキを皮目から焼く
②カポナータを作る。ニンニクはみじん切り、残りの野菜はすべて1~2cm角に切る。ナスは素揚げしておく
③鍋にオリーブオイル、タマネギ、セロリを入れて火にかけ炒める
④しんなりしたらニンニクを加える。香りが出たら、ズッキーニとパプリカも加え、ひと炒めしたらトマトソースを加え、15分煮込む
⑤軸からはずしたタイムと揚げナスを加え、塩・コショウで調味する
⑥皿にカポナータを盛り、上にスズキを載せ、タイムの枝を添える
ほんの少しミントが入るだけで、その爽やかさがお皿全体に広がります。ホタテや白身魚にも応用可能
材料(2人分)
●生食用イカ…6切れ
●ゴールデンキウイ…2個
●トマト…1個 ●レモン汁…20ml
●オリーブオイル…100ml
●塩・コショウ…適宜
●ミントの葉…10枚
作り方
①トマトとゴールデンキウイは皮をむき、一口大に切る
②①をレモン汁、オリーブオイルであえ、塩・コショウで調味する
③食べやすい大きさに切ったイカを皿に盛り、上から②をかけ、ミントを飾る
保存のコツ
「水に挿しておくと持ちが良くなります。冷蔵庫に入れるなら、キッチンペーパーなどでくるんで直接冷気があたらないようにしてパックで保存を。家庭用の市販のものだと元気がなくなっていることもありますが、その場合は水の中で枝の根元を切る(水切り)としゃきっとします。バジルは日持ちしないので、早めにペーストに。小分け冷凍すれば使いやすいですよ」
ミントを料理にも
デザートに使うイメージの強いミント。料理にも活用を、と谷村さん。「今回もカルパッチョに使いましたが、イタリアでは羊のローストにミントのソースを添えるなど、メイン料理にも使われます」
ベランダやキッチンにハーブのプランターがあったら、いつでも新鮮なものが使えて便利ですよね。川邊さんにポイントを教わりました。
ハーブの枝が余ったら水を張ったコップなどに挿しておくと、3~4日で根が出てきます。それを植えればOK。ローズマリーやミントのほか、ラベンダーやレモンバームもおすすめです。
ハーブは乾燥気味を好むので、水をやりすぎないように。
ミントはほかの植物と交配しやすいので、必ず単体のプランターで育てて。日当たりが良すぎると香りが飛ぶので、半日陰がおすすめです。