慣れ親しんだ光景、歩きなれた道。でも、ふと考えると「コレってなんでなんやろ」と不思議に思うことはありませんか。今回は、読者から寄せられた京都の街に関する謎を明らかにする特集です。解明してくれたのは、京都の歴史に詳しい濱田浩太郎さん。ナビゲーターは、謎大好き、「なぁ造」です。「そういえば…」が「そうやったん!?」に変わりますよ。
「歴史には多くの謎があります。その謎を解き明かそうとしたとき、推測の域を超えないことや考え方に諸説あることもあります。さまざまな考え方があると思うのも楽しいのでは?」
「平安京の構造に関係があります。平安京の南の端は、羅城門があった九条大路、現在の九条通です。現在ある十条通は平安京とは関係なく、明治以降に作られた通りなのです。十条通も新たに加わったものですから、十一条通がないのも納得できますね」 |
「猪熊通は、平安京の猪熊小路にほぼ相当します。 |
「通称“たらたら坂”のことですね。この高低差が生じた理由は鴨川にあります。 |