「女性に年を聞くのは失礼」というほどデリケートな関係の“女性と年齢”。自分が生きてきた年数だもの、堂々と公表したいとも思う反面、「少しでも若く見られたい」という気持ちも…。読者アンケートの結果とともに、「若作り」ではなく若々しくいるための方法についても紹介します。イラスト/かわすみみわこ 撮影/奥田珠貴
意外にも多かったのは「5歳くらい若く見られがち」という人。「若く見られてうれしい」との声が大部分を占めるなか、「本当に若く見えるのか、気を使って言ってくれているのかビミョー」(長岡京市 でぐじゅんさん42歳)という意見や「頼りなく見られる気がする」(北区 ぶどうさん32歳)という意見も。
10歳以上若く見られるというツワモノも少なからずいました。ここまで実年齢より下に見られると素直に喜べる人は少なくなり、「うれしい反面、本当の年齢を言いにくい」(北区 みーぬさん40歳)、「うれしいというより恥ずかしい」(左京区 ゆるりちゃん58歳)などの感想が。
「年相応に見られる」派も多かったですが、その感想は「特にうれしくも悲しくもない」(向日市 でこちゃん36歳)、「もっと若く見られたい」(宇治市 らっきぃーさん)、「上に見られるよりはうれしい」(長岡京市 TMさん)とさまざま。
年上に見られるという人は、たった2人だけでした。「子どものころからずっと年上に見られているので、年下に見られてみたい」(宇治市 たみ子さん35歳)とのこと。
見た目年齢は子どもの年齢にも左右されるようで、「同じ年ごろの子どもがいるとだいたい予測できる」(向日市 でこちゃん36歳)、「高学年の子どもが何人もいるので年上だと思っていたら年下だった」(宇治市 らっきぃーさん39歳)などの声がありました。
大部分は「若く見られたい」という結果に。ただ、「実年齢の落ち着きはありつつ、やや若く見られるくらいがいい」(長岡京市 Mさん40歳)、「あまり若く見られすぎると頼りないので」(西京区 Kiyopyさん46歳)ということで、5歳程度若く見られたいという人が最も多数。
10歳程度若く見られたいという人は「ママ友と同じくらいがいい」(宇治市 いのあやママさん50歳)と子どものことを気にする人や「20代後半。これくらいのときが一番いきいきしていた」(宇治市 マンマ・ミーアさん36歳)など特定の年代に思い入れがある人が多くみられました。
「実年齢で十分。若さを保つのは難しい」(向日市 でこちゃん36歳)という冷静な意見が多かったのは「年相応派」でした。
自分の見た目年齢について、また周りで実年齢とのギャップがある人について、なぜそう見えるのかを尋ねました。
「中身はともかく、外見上で年を取っていいことなんて一つもない」という声も多かったですが、中にはこんな意見も。