(J・H、31歳)
(りとママ、30歳)
冷やした場合に効果があるのは、痛みや充血、炎症などがある場合だけ。冷やすと短時間で気持ちよさは感じるかもしれませんが、疲労物質が目に残ります。温めて血行をよくし、疲労物質を除去するほうがいいでしょう。市販されているホットパックや蒸しタオルを使ってもいいですし、入浴中に目を閉じてまぶたにお湯でシャワーをするという方法でもいいですよ。温める温度は好みでOK、10分程度やってみてください(加藤さん)
(F・M、40歳)
目にゴミや洗剤などの異物が入った場合は、水道水ですぐに洗い流してください。ですが、目を頻繁に洗うことはおすすめしません。必要な涙まで洗い流してしまうことになり、表面に傷がつきやすくなるからです(加藤さん)
(R・D、45歳)
人間の体の筋肉には、運動などによって鍛えることができるものとできないものがあります。目の中や目の回りにある筋肉は後者。無理に動かすと、目が疲れこそすれ、機能が向上することはありません。鍛えることよりも、休めることが大切です(脇舛さん)
(りのあやママ、49歳)
目の乾きがあるからといって必ずしも「ドライアイ」という病気ではありません。ドライアイとは、【1】目の痛みや乾きなどの自覚症状【2】涙の異常(涙の量が少ない、涙が黒目にはりつきづらいなど)【3】角結膜上皮障害(目の表面の傷)の3点がすべてあてはまる場合に診断される病気です。乾燥による目の不快感は、ドライアイの状態に至っていなくても、季節や気候、エアコンの風が目に当たるといった環境が原因で感じることもあります。(加藤さん)
(ハンコさん、34歳)
白内障や緑内障はうつりませんが、結膜炎など、感染性のある病気は、間違った差し方をすると、うつる可能性があります。目薬と目の間を離しているつもりでも、目の表面の涙と目薬の水滴が触れていて、菌のついた涙を目薬の容器に引き込んでしまっている場合もあります。また、目薬の容器の先がまつ毛に触れていて、そこから菌が入ることもありますね。そもそも、目の症状には個人差があって、特に病院で処方されている目薬は、その人の症状に合わせて処方されているので、共用はしないほうがいいですよ(加藤さん)
(Y・H、41歳)
目は非常にデリケート。繰り返し目をこすったり押したりすることで、後々、白内障や網膜剥離の原因につながる危険性もあります。目をこする人は、アレルギーや逆さまつ毛など、何らかの原因があることが多いので、眼科で見てもらうといいですよ(脇舛さん)