今年、京都の街には大型商業施設が続々と登場。従来の施設も大幅改装をするなど、ニュースがいっぱいでしたね。読者からは「買い物の選択肢が広がった」という声が届いています。みなさんはどう感じていますか?
「新しいショッピング施設、もう訪れましたか?」―そんな質問を読者にしてみると、いずれかの新施設に「行った!」と答えた人は113人中95人と8割以上。まだ行ったことがないという人も「気になる」と興味津々の様子でした。
2010年、読者のショッピング事情にどんな変化があったのか、街の“新しい顔”と合わせてチェックしてみましょう。
読者モデル/前川寛さん、安澄さん、優妃ちゃん、楓果ちゃん 撮影/山崎晃治
多彩な店舗、映画館に
子育て世代がにっこり
ファッションやグルメ、映画館など約130店舗とともに誕生したショッピングモール。開店前に想定されていた客層は「20〜30代のファミリー層」。開店後は子育て世代はもちろん学生など幅広い人々に人気のよう。JR「京都」駅八条口から徒歩すぐ。
南区西九条鳥居口町1、TEL:075(691)1116(代表)
- ●京都駅の南側がにぎやかになった(Y・西京区・40歳)
- ●ベビーカー連れでも、館内は広々としていてエレベーターも随所にあり、うろうろしやすかった(けろこ・向日市・36歳)
- ●家族や友人と出かけました。有料駐車場なので、逆に公共交通機関を使う機会になる(あおちゃん先生・南区・38歳)
- ●滋賀のショッピングセンターまで車で行っていたが、ここに電車で行くようになった(ぷーさん・山科区・37歳)
- ●映画はここに見に行くようになった。ショッピングも食事も楽しめるので、映画を見ない家族もその間買い物ができる。映画館を利用すると駐車場代が3時間無料なのもうれしい(KT・西京区・42歳)
家電から食料品まで
十人十色の楽しみ方が
大型家電量販店の京都初進出。地下2階〜地上6階には電化製品はもちろん、ファッションやアウトドア用品、フード、手芸店まで約90の専門店が集結。年齢・性別を問わず満喫できそう。7・8階は駐車場。地下で京都駅直結に。
下京区烏丸通七条下ル東塩小路町590-2 、TEL:075(351)1010
- ●夫が電化製品を見ている間、私は地下のスーパーで買い物を楽しめて、夫婦ともに満足できた(Y・K・中京区・46歳)
- ●ゲームなどのアイテムがそろっているし、子どもが喜ぶグッズの専門店もあるので、クリスマスプレゼントを選ぶ店の一つにもなりそう(匿名希望・南区・38歳)
- ●電化製品は必ず大阪で購入していたが、今後は京都駅周辺に買いに行く(kirakira・長岡京市・37歳)
地下鉄初の“駅ナカ施設”は
スイーツに視線集中
「地下空間を心弾むワクワク空間に!」を合言葉に地下鉄「四条」駅に完成した駅ナカ施設。ほぼ毎日行列ができている話題のドーナツ店や、スーパーなど8店舗が入り、利用客は20〜40代の女性がメイン。利用客の交通手段は半数以上が地下鉄というのもここならでは。
京都市交通局 企画総務部 企画課、TEL:075(863)5068
- ●ドーナツ目当てに行きました。以前は殺風景だった構内がにぎやかになった(Y・西京区・40歳)
- ●花を買いに一人で寄りました。全体的にキレイで、カフェスペースも充実していて期待以上!(S・左京区・27歳)
- ●店舗数が多いわけじゃないけど、待ち合わせの時間つぶしにぴったり(kiyopy・西京区・45歳)
- ●地下2階の「成城石井」で、珍しい輸入食材を買って帰るようになり食卓が豊かになった。今まで食べなかった食材を食べる機会も増えた(匿名希望・左京区・42歳)
- ●地下鉄から阪急への乗り換えが楽しみになった。ほかの駅も構内にぜひショッピング施設を作ってほしい(K・T・山科区・57歳)
仕事帰りも立ち寄れる
おしゃれなスポット
地下1階〜地上3階の4フロアには、“洗練された大人の街・上質の館”をコンセプトに、ファッションを中心とした32店舗がお目見え。仕事帰りの人たちや、おしゃれ好きの女性が訪れているようです。
下京区四条烏丸北西角、☎075(213)1010
- ●夜9時まで洋服や靴が見られるので、仕事後のショッピングが楽しみになった(TM・30歳・左京区)
- ●以前も北山にあった雑貨店や、京都にはなかったファッションブランドが入っていてうれしい(ごうちゃんまん・北区・39歳)
- ●私はまだ行けてないけれど、夫が仕事帰りにワインを買ってきてくれるようになった(リカコ・37歳・宇治市)