- 高校生・大学生の息子と、家族でランニングを楽しむ知人がいます。息子さん2人は陸上をやっていて、下の子は、上の子の走る姿を見て、陸上を始めたそう。とにかく仲良しです(下京区・Oさん)
取材の日、待ち合わせ場所に、さっそうと現れた北浜さん一家。
「今日は、午前中に『丹波ロードレース』に出た帰りなんですよ」と、北浜里花さん(43歳)。京都府高校駅伝を間近に控えていた次男の涼さん(17歳)以外の3人が出場し、里花さんと長男の悠樹さん(20歳)は、上位入賞者に贈られる賞状を手にしていました。スポーツ一家なんですね!
「いえ、むしろ私は運動が苦手。子どもたちが陸上を始めなければ、こんなことにはなっていませんでした」と里花さん。
「母親って、子どもをほめることはあっても、ほめられることって少ないでしょう? でも、大会でいい結果が出ると“すごいやん”と言われる。これも、続けてきた理由の一つかも(笑)」
悠樹さんが中学1年生のころ、自主練習のため宝ヶ池公園を訪れていた北浜さん一家。「彼の一生懸命な姿に刺激を受け、みんなで走り始めたんです」と父・俊哉さん(46歳)は振り返ります。
その習慣が今も続いているのですが、年ごろの息子たちとしては、抵抗感はなかったんですか?
「友達には珍しがられますけど、ないですね。両親はいつも僕らのやりたいことを尊重してくれていて、普段から仲がいいので」と悠樹さん。
「とはいえ、息子2人が大きくなるにつれ、4人がそろう機会は減っていくでしょうね。だからこそ、こっちの体力が続く限りは続けたいな」と俊哉さん。これからも、ぜひ続けてくださいね!