こんにちは。WEBフレンドのおきくです。
京都市には「食品ロス」を削減し、生ごみの減量等に取り組む「食べ残しゼロ推進店舗」があります。今回、京都リビング新聞社と京都市がタイアップし、こうしたお店の取り組みを紹介するということで、WEBフレンドの私も取材に参加しました。

今回訪れたのは、伏見区にある「京都スパイスカレーKAAYA(カーヤ) 」です。『スパイス=辛い』ではなく、様々なスパイスの香りが楽しいカレー。「みんなにやさしい」をテーマに、身体にやさしくて心も満たされるスパイスカレーが味わえるお店です。
小さいお子さんからお年寄りまで気軽に楽しめるようにと、ベースは中辛より控えめの味。備え付けの辛味スパイスで自分好みの辛さに調節することができます。幼児と小学生限定の「甘口チキンカレー」といった子育て世代にやさしいメニューもありました。

また、店内にはスロープもあり、ベビーカーや車椅子でも入りやすく、トイレも広くて親子連れ・車椅子・高齢者の方も使いやすいよう配慮されています。
食べきれる量のごはんを選べるメニュー
オープン前から食品ロスに関心があったそうで、こちらのお店では、なるべく食品ロスを出さないよう、一度に大量に作らず少しずつ作り足しているそう。料理に使う玉ねぎなども、炒めて小分けに冷凍してから使っているとか。
食べ残しを減らす取り組みとしては、メニューにご飯の量がg(グラム)で表記されています。オーダーをとる時に、お茶碗でどれくらいの量なのかを口頭でも説明してもらえます。量だけでなく食材も書かれているから、ダイエット中で食物アレルギーがある私も残さず食べきれるものを選べるので嬉しい!

カレー好きな私は、実はこちらのお店に何度か来たことがあり、食事を終えた子どもさんにお店の方が「全部綺麗に食べれたね!」と声をかけていたのが印象に残っています。それを聞いて私も完食しようと思ったのですが、こうした声かけも食品ロス削減につながりますね。
もし食べきれなかった時には、持ち帰り用の容器にいれてもらうこともできるそう。

「子どもが心地よく過ごせる場所となって支えたい」とこども食堂を開催
お店をオープンする時、「子どもが心地よく過ごせる場所となって支えたい」と、以前から関心を持っていた子ども食堂を2021年12月にスタート。「カーヤこども食堂」は毎月第4水曜日に甘口チキンカレーを提供する「カレーの日」(要予約)をメインに、毎週金曜の14〜17時には「おやつのじかん」(予約不要)も開催しています。
各家庭で余った未開封の食品を預かって活用する、フードドライブも実施。「おやつのじかん」では手作りのカップケーキや蒸しパン、おにぎり、寄付されたお菓子などが用意されています。多い時は50人くらいのお子さん・保護者が訪れることもあるようで、食品ロスが出ないように、こちらも人数を見て作り足しながら用意しているそう。
ほかにも、子どもの居場所づくりとして「ブックシェアリング」(店内にはたくさん本がありました!)など、さまざまな活動をされています。

人の優しさや繋がりで食品を活用
取材時、店長さんは「カレー屋さん、子ども食堂を細く長く続けられるようにしたい」と話しておられました。
『カーヤこども食堂』のために「何かできることをしたいと考えてた」と、近所の方をはじめ知らない方から食品提供のご連絡があったり、お米や規格外野菜、お寺のお供えの「おさがり」を頂いたり、学生が農家さんの手伝いに行って食材を貰ってきてくれたりすることもあるそう。そんな話を聞いて、人の優しさや繋がり、それを応援する気持ちが大切なのを感じました。
私も「食材を食べきって無駄にしない、余分があれば必要な方に使って頂いて活用する」など、無理なく続けていけるようにしたいと思いました。
京都スパイスカレーKAAYA
京都市伏見区桃山町日向13-5
TEL:090(2626)7979
https://https://kaaya. jp
営業時間等はHPから確認を
京都市食品ロスゼロプロジェクト
プロフィール
おきく
在住エリア:京都市上京区
メインテーマ:スポーツ・レジャー施設
ワクワクする生活を送れるよう、大人のちょっときになる情報を、見て聞いて体験して、お伝えしたいです。
好きなことは、ダンス、水泳、トランポリン等。そして、食べることです。
一緒に、面白いことを探していきましょう。
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