向日市~長岡京市界隈の「西国街道」は、石畳の雰囲気も良く、私のお気に入りウォーキングコースです。数年前、JR長岡京駅から西国街道を5分ほど南下し、長岡京市立神足(こうたり)ふれあい町家に初めて立ち寄りました。
素敵な町家の外観に惹きつけられ、好奇心の赴くままに入って以来、西国街道歩きの時に時々立ち寄る場所となりました。
気軽に入館できる国登録有形文化財の町家
入口の外に国登録有形文化財「旧石田家住宅」であるという説明書きがあり、神足ふれあい町家は何人かの所有者を経た後、現在は人々が集い文化を発信するサロンとして、一般に開かれた施設となっていることを教えてくれました。
町家と言っても間口がとても広く、京の町家とは異なる趣があり、建物内も広々としています。
たまたま立ち寄ったある日は、音楽イベント開始前で、和室を会場に設営をされていました。タイミングが合わず聞き逃したのですが、神足ふれあい町家では様々なイベントが開催されるそう。毎月のイベント情報は、入口のボードに置かれている「ふれあい町家夢だより」で確認することもできるとお聞きしたので、さっそく一部いただいてきました。
ギャラリースペースもあり、4月は絵画展の作品を観ることができました。展示期間がひと月程と長めで、毎月違った展示が登場し、前回は確か人形の展示。ジャンルも変化があるので面白そうです。
庭の花々に囲まれて食事をしました
ウォーキング途中お昼時に立ち寄った日は、食事をすることにしました。折角なのでここはやっぱり町家特製うどんに。
「どこに座られますか?」と希望の座席を聞いてくださいました。
というのも、店内の飲食スペース以外に、庭の座席や、イベントがなければ庭を見渡せる和室でいただくこともできるそうなのです。
その日は快晴で、かわいらしい花々の咲く庭が見えたので、外の席でいただくことにしました。
運ばれてきたおうどんには、かき揚げだけでなく、長岡京市名産のタケノコもトッピングされていましたよ。お出汁もおいしくてほっこりのんびり。
目の前のツバキの木で、二羽のメジロが戯れているのを眺めつつ、のどかなで気持ちの良い時間を過ごしたのでした。
長岡京市の名産品が買えました
他に、雑貨類やお菓子などの販売もあり、私の好きな小川食品のタケノコの佃煮も見つけました。
甘こうじのクッキーもとても気になりましたが、今回は噂には聞き知っていたものの、まだ食べたことのなかった筍入りの最中、喜久春の「竹の子最中」をおやつ用に購入。タケノコの食感が心地よい最中でした。
神足ふれあい町家は、食事、建物・ギャラリーの鑑賞、イベント参加、買い物…と楽しめ、付近の観光用パンフレットも置かれているので、今後も私のウォーキング途中の立ち寄り場所になりそうです。
そして、また音楽イベントにもぜひ行ってみたいと思っています。
長岡京市立神足ふれあい町家
京都府長岡京市神足二丁目13-10
TEL:075(951)5175
https://fureaimachiya.com
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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