昔、「西陣和装学院」で着付けを習っていた頃に勉強がてら展示を観に行っていた「西陣織会館」。『きものショー』や職人実演を観に行ったり『舞妓すがた』はんなり体験等もして思い出が沢山あります。
コロナ流行時には展示公開をお休みされていたので、再開を心待ちにしてました。各種イベントもあり、職人実演も再開されていました。
巨大な鴛鴦のタペストリーと天井の灯りがお気に入り!
西陣織会館はエントランスの天井が高くてライトも素敵なんです。
下から見上げたり、エスカレーターや階段、2階フロアーから見るのも好きです。
あともう一つ、近づいたり離れたり立ち位置を変えながら毎回見ているのは巨大な『鴛鴦(おしどり)のタペストリー』。
もともと鴛鴦は大好きで『鴛鴦は吉祥文様』と着付けのお稽古で習って以来、自分の留袖も鴛鴦文様にしたくらい好きなんです。
こちらのタペストリーは落ち着いたオレンジ系の赤地の織物で、鴛鴦の文様は向かい合わせで本当に仲睦まじいんです。
パネル・ジオラマなど様々な展示
西陣織会館には西陣織の資料展示、職人による実演、西陣織工芸品のショップ、着付け体験などが揃っています。
1階の壁には『製造工程の紹介』の大きな壁面パネルがあり、その他にも『西陣・その歴史』『西陣織の形態と特色』パネル等がありました。
特に『西陣織ができるまでの製造工程の紹介』は西陣出身の私にとっては懐かしい風景です。西陣織の生産は五段階があり、細かい工程が15~20あるそう。その製造過程を写真つきの大きな壁面パネルで分かりやすく説明してありました。
うちの親戚も昭和の頃は西陣織の帯を織っていましたし、主人の実家も昔は織屋さんだったとか。製造工程写真を見ていると友達のお父さんが書いた図案や西陣織の織機の音を思い出しました。
この他にもジオラマ展示で『織屋の店さき』があり、京都の昔の町家が再現されていました。うなぎの寝床と言われるとおり、間口が狭くて奥が深くて通り庭がある京都の家です。
表に店の間があって来客を迎えられて奥に奥の間がある。私の実家もかつてはうなぎの寝床で、一番奥に家族のスペースがあったり庭にトイレがあったり、「京町家あるある」だっんだと『織屋店さき』ジオラマ展示を見て思いました。
そして、今回訪れたお目当ては「蚕(かいこ)の飼育展示」。幼虫の間のみの期間限定展示だったので、せっせと通っていました。
毎回大きくなっていくのを見るのも楽しく、蚕の一生について解説されたパネルや、繭(まゆ)から糸を引く「座繰り」という道具なども興味深かったです。
レストラン等もあり、お抹茶とお菓子も楽しみました!
1階には京みやげ店や和風喫茶・レストラン『西陣おのみやす』があります。定食から甘味までいろいろありました。
展示品を見て回った後、抹茶(お菓子付き)を頂きました。店内は落ち着いた雰囲気で、お抹茶を頂くとホッとした感じがしました。(次回は、きつねうどんが食べてみたいなあ)
店頭でもお菓子などいろいろ販売されていました。また訪れたいと思います。
西陣織会館
京都市上京区堀川通り今出川南入西側
TEL:075(451)9231
http://nishijin.or.jp/
営業時間等はHPから確認を
プロフィール
おきく
在住エリア:京都市上京区
メインテーマ:スポーツ・レジャー施設
ワクワクする生活を送れるよう、大人のちょっときになる情報を、見て聞いて体験して、お伝えしたいです。
好きなことは、ダンス、水泳、トランポリン等。そして、食べることです。
一緒に、面白いことを探していきましょう。
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