私はパン屋巡りが趣味で、多くのパンを食べ歩いていますが、中でも印象的だったパンは、たった一度食べただけでも忘れることがありません。
「雨の日も風の日も」の「うるおい食パン」もそのひとつ。
北区に住む妹が時々持って来てくれる「うるおい食パン」を初めて食べた時、「これは本当に食パンなのか?」と思うほど、もちもち・ふるふる・うるうる…何とも形容しがたい美味しさでした。
以前はセレクトショップやデパートで買う機会があったのですが、セレクトショップも無くなってしまったので、お店に伺いました。
「うるおい食パン」と人気のクルミ入りパン「上弦の月」は取り置きしてもらい、他の数点と共に買って来ました。
うるおい食パンをカットすると、瑞々しい切り口がしっとり潤んでいます。
焼かずに食べると、うるおい食パンは湯種パン特有のほのかな甘味があり、今まで食べた湯種食パンの中でも、瑞々しさとモチモチ度がかなり高いと感じました。柔らかだけれど弾力があり、なめらかな舌触りはお餅のよう。そして、その食感や風味は、食べ終わる最後の日まで変わることがありませんでした。
焼くと、焼き目がついた表面がさっくりとし、中のホクホクのうるふわ生地が一層香りたち、何もつけずにいくらでも食べ進められます。うるおい食パンのパン耳は、しっかり焼き色がついていますが厚さが薄めなので、焼くとパリンとした食感となり、うるふわの生地と二つの美味しさを堪能できます。
少し割いて引っ張っると生地が伸び、なかなか切れません。でも食べてみると硬さは全くなく、サクっと噛み切ることができ、なめらかなのです。
美味しさの秘密は、国産小麦・豆乳・太白(たいはく)ごま油など植物性材料を使用されているなどのこだわりから生み出されたもののようですが、私は、一体どんな魔法がかけられているのかな?とすら思ってしまいます。
他にも、クルミ入りの各種のパンはとても人気があるのですが、パイ生地に包まれた「上弦の月」は両端のパイ生地が重なり合った部分がサクサクで、かなり小さくかみ砕いてもサクサク感が続く心地よさがありました。
「タイガーショコラ」や「抹茶ライジングサン」も、各々のパンの生地がそれぞれ異なりどれも美味しいです。
「雨の日も風の日も」は、パンのデザインや素材の組み合わせも魅力的で、晴れた日も曇りの日も…毎日でも食べたい!と思える、お気に入りのパン屋です。
雨の日も風の日も
京都市北区紫野東野町6
TEL:075(432)7352
https://www.instagram.com/amenohimokazenohimo/
営業時間等は公式SNSから確認を
プロフィール
大好チヨ子
在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。
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