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図鑑で観た石や化石が目の前に!大好きな「益富地学会館」

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大好チヨ子

プロフィール

2021年11月25日 

子どもたちが幼少の頃、たまたま河原で開催された野外観察採集会で、石の世界の面白さを知りました。その時イベントを企画されていたのが「益富地学会館」でした。

京都御所の西側に位置したこの博物館、1階で受付を済ませてから、階段を上がって展示室に向かいましたが、3階の展示室にたどり着くまでにも、多くの標本や資料が所狭しと並んでいて、研究室のような雰囲気です。

階段の中ほどには、アマチュア鉱物研究家である故・益富壽之助(かずのすけ)博士のお写真も展示されていました。地学研究を志す全ての人の手助けとなるようにとの思いで「益富地学会館」を設立されたのだそうです。

3階展示室に一歩足を踏み入れると、もうそこは鉱物図鑑さながら、おびただしい数の標本が並んでいてなかなか壮観です。

国内有数の、鉱物・岩石・化石を所蔵されている博物館なので、京都の石・日本の石・世界の石と標本の世界が広がり、とても珍しいものが沢山あって毎回驚きと発見の連続です。

さて、ここで問題です!次の中で、実在する石はどれでしょうか?

  1. コンニャク石
  2. テレビ石
  3. 桜石
  4. 砂漠のバラ

正解は、以下の写真をご覧ください。

こんにゃくのように曲がる「コンニャク石」
文字が書いてある紙の上に置くと、石の表面に内容が浮かび上がって見える「テレビ石」
亀岡市にある、断面が桜みたいな「桜石」
バラの花びらのような形の「砂漠のバラ」(左のピンクのは造花)

正解は「すべて実在する」でした!
図鑑で知り「世の中にはこんな珍しい石があるのか」と半信半疑だったものを実際に観て、「本当に曲がるんだ!」「文字が写ってるよ」と真実であったことに驚かされるのでした。

化石も、とてもきれいな形の物や大きなものを観ることで、太古の動植物のサイズ感が実際に体感出来て楽しいです。

平面的な写真の三葉虫しか知らなかったのに、頭を出している状態で化石になっている物もあり、今にも動き出しそうな三葉虫と対峙できます。
ほら、この通り!

動きを感じる三葉虫

益富地学会館の展示室公開日には、展示解説員の方が必ず常駐して質問にも応答してくださるので、行くと知識が増えるのも嬉しいです。

今回は、ニュースでも話題の、沖縄に漂着して被害をもたらしているという「軽石」の現物が展示されていて、それも見せてもらえました

かなり軽く軟質な「軽石」

さらに、鉱物・岩石・化石などの一部の物や、石の観察・採集用のハンマー、ルーペなども、1階受付横のミュージアムショップで購入することができます。私は過去に購入したテレビ石を、今も大切に持っています。

3階展示室には、販売標本コーナー(100円)もあります

その他、鉱物の標本は色・形状ともに美しく、自然が生み出す造形美の神秘に感動します。

以前は子どもたちと訪れていた「益富地学会館」ですが、実は、ここ数年はほぼ一人で訪れ、展示品をゆっくり眺めながら秋の一日を過ごすことがあります。膨大な知識は覚えきれないので、毎回新鮮な気持ちで観賞できるのです。
珍しい石を眺めては、行くことのかなわぬ秘境の地に思いをはせ空想を膨らませる…そんな過ごし方も楽しいものです。

自然の造形「蛍石」

益富地学会館

京都市上京区出水通烏丸西入中出水町394
TEL:075(441)3280
http://www.masutomi.or.jp/
※営業時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。

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