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大広間の絵画展示は圧巻!百人一首の歴史も学べる「嵯峨嵐山文華館」

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大好チヨ子

プロフィール

2021年9月9日 

800年前、藤原定家が嵐山の地で撰んだとされる小倉百人一首。そのゆかりの小倉山を背に建つ「嵯峨嵐山文華館」は、前身の「時雨殿」のころから何度か伺っている場所です。今回は企画展「京のファンタジスタ」と、お気に入りの常設展を観に行きました。

2018年11月1日に文化観光施設としてリニューアル

「嵯峨嵐山文華館」では、百人一首ゆかりの地にちなんだ1階の常設展示が面白い!百人一首の誕生から競技かるたへ移り変わっていった歴史が学べます。

花嫁道具とされたらしい美しい百人一首かるたも展示されています

が、私が好きなのは、100の和歌とそれを詠んだ歌人のフィギュアの陳列棚。これがまた表情豊かで、一つ一つ眺めてゆくと時間がたつのを忘れてしまいます。

100人100色のフィギュアは生き生きとしています

個人的に私がイケメンと思ったは「天の原ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも」をお詠みになった「安倍仲麻」さま、右の彼です。でも、手前の喜撰法師さまの徳のある表情もいいなぁ。

会話が聞こえてきそうなほど表情豊か

そして1階企画展「京のファンタジスタ」は、同じく嵐山にある「福田美術館」とコラボ企画になっていました。この2館は絵画展を共同開催されることも多く、チケットも2館セットを買うと割引になります。

少し暗い室内に浮かび上がる絵画が印象的

同じテーマの企画展示ですが、展示場所の雰囲気もずいぶん違いますし、若冲ら同時代の作者の作品が、異なる切り口で展示されていて、面白いなと思いました。

華やかな孔雀や力強い孔雀…画家の持ち味はそれぞれ

「嵯峨嵐山文華館」では、龍・猿・孔雀のような画題ごとに数人の画家の絵が並べて展示してあり、各々の画家の描き方の違いが比較できましたし、画家たちが揃って勘違いしていた鶴の羽根の色も、実例として並ぶと説得力がありました。

本当に黒いのは羽根の先なのに、画家たちは尾羽を黒く描いている

更に、2階の展示室に行くと、ありえない程広々とした畳敷きの明るい室内に作品が並んでいました。備え付けの椅子や、畳に座り、自由にのびのびと絵を眺めることもでき、とても寛げるスペースでした。
実は、競技かるたの会場にもなるそうで、かるた競技の熱戦が、この様な場所で繰り広げられるのかということも実感できる、貴重な場所ではないでしょうか。

120畳の畳敷き鑑賞スペースはなかなかお目にかかれません

全ての部屋で作品鑑賞を終え廊下に出れば、縁側のように風景を眺められる絶景スポットでした。この位置からですと、まさに嵐山の四季折々の移り変わりを、しみじみと鑑賞できそうです。紅葉のシーズンも素敵でしょうね。
「嵯峨嵐山文華館」は、作品鑑賞をするも良し、ここを拠点として百人一首について学ぶも良し、また借景をゆったりと楽しむも良しのお勧めスポットです。
この廊下の下にあたる1階には、外からも利用できるテラス席のあるカフェがあり、以前利用したとき「もち粉のパン」がとても美味しかったので、次回は是非行ってみたいと思います。

嵯峨嵐山文華館

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
TEL:075(882)1111
https://www.samac.jp/
開館時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。

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