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世界126の国と地域で約7800軒のホテルを展開するヒルトングループ。9月12日、河原町三条に「ヒルトン京都」がオープンしました。同グループの象徴と位置づけられる〝フラッグシップ・ブランド〟「ヒルトン・ホテルズ＆リゾーツ」の京都初進出のホテルです。さまざまな場面で利用できるレストランとバーに注目して。

多様なシーンで利用できる、個性豊かなレストランやバーへ

ロビーに一歩足を踏み入れると広がる、５フロア吹き抜けの開放的な空間。街なかということを忘れるほど、落ち着いた雰囲気です。〝織物〟をモチーフにしたという、壁面に糸を張り巡らせたようなデザインが印象的。

「ヒルトン京都」のコンセプトは、「京都ＳＹＮＡＰＳＥ（シナプス）」。

「シナプスを〝つなぐ〟といった意味にとらえ、伝統的な面も革新的な面も持つ京都とお客さまを〝結び付ける〟というコンセプトです」（スタッフ）

館内には宿泊者以外も利用できるレストランやバーなど直営店が四つ。総料理長は、約20年の国際的なキャリアを持つ、イタリア出身のマリアンジェラ・ルッジェーロさん。ヒルトングループが運営する国内のホテルでは女性初となる総料理長です。

いずれの店でも、地域の食材を使うなど京都で育まれた食文化を発信。個性豊かなレストランやバーで、昼はママ友と、夜は家族でなど、さまざまなシーンに合わせて食事やお酒を楽しめそう。その特徴や魅力を紹介します。

各国の種類豊富な料理をビュッフェで堪能

オールデイダイニング
「Téori（テオリ）」

オープンキッチンを中心とした1階「オールデイダイニング『Téori』」。定番である「ヒルトンブレックファスト」をはじめ、ランチ、ディナーでは京都の食材も取り入れた国際色豊かな料理をビュッフェスタイルで堪能できます。「ランチビュッフェ」は、5500円（6〜11歳は2750円、0〜5歳は無料）、「ディナービュッフェ」は6500円（6〜11歳は3250円、0〜5歳は無料）。アラカルトも用意。各種グループで利用できる個室が二つあるのも特長です。

〈営業時間〉
朝食：午前7時〜10時、ランチ：午前11時30分～午後2時30分（LO2時）、ディナー：午後5時30分～9時30分（LO9時）／アラカルト：午前11時30分～午後9時30分（LO9時）

一押しのアクアパッツァはダイナミックに大皿で

レストラン
「７EMBERS（セブン・エンバーズ）」

地中海料理とお酒を満喫。1階「レストラン『7 EMBERS』」の一押しは、シェアして楽しめるメニューの一つで大皿でダイナミックにサーブされる「鮮魚のアクアパッツァ」（8000円）。「近江牛のグリル」（8400円）などの香ばしい肉料理、京野菜を生かしたメニューも。京都産のクラフトビールや自然派ワインなどのお酒とどうぞ。「ランチコース」は4200円〜、「ディナーコース」7800円〜。アラカルトも各種あり。

〈営業時間〉
ランチ：午前11時30分〜午後2時30分（LO2時）、ディナー：午後5時30分〜10時（LO9時30分）

昼はアフタヌーンティー夜は世界各国のリキュールを

ロビーラウンジ＆バー
「LATTICE LOUNGE（ラティスラウンジ）」

くつろぎの時間を過ごすなら、1階「ロビーラウンジ＆バー『LATTICE LOUNGE』」へ。季節のフルーツを使ったアフタヌーンティー（6500円）が用意されています。「小川珈琲」の「ヒルトン京都」オリジナルブレンドのコーヒーや厳選された日本茶がスイーツなどの魅力を引き立てます。日本酒や国産ウイスキー、世界各国のリキュール、ノンアルコールカクテルなどドリンクメニューも豊富。軽食もあり、ケーキはテイクアウトも可能です。

〈営業時間〉
午前8時30分〜午後11時（LO10時30分）※アフタヌーンティー（事前予約制）は正午〜午後5時30分（LO3時30分）

ドリンク片手に鴨川や東山の景色を眺めて

ルーフトップバー
「CLOUD NEST ROOFTOP BAR（クラウドネスト・ルーフトップバー）」

最上階には、「ルーフトップバー『CLOUD NEST ROOFTOP BAR』」が。こちらでは、鴨川や東山の景色を一望できます。「大文字」の送り火も眺められるとか。昼から夜へ移ろう景色を、ホテルメイドのフードや「ピニャ・コラーダ」などのドリンク、カクテルと堪能して。

〈営業時間〉
午後5時〜9時30分（LO9時）、10月1日（火）以降は正午〜午後9時30分（LO9時）　※天候などにより変更になる場合あり。冬季はクローズ。詳しくは問い合わせを