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京都のことを調べるならここ「京都府立京都学・歴彩館」

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大好チヨ子プロフィール
2021年10月7日 

ある日、美術館情報を調べていたとき、企画展示の会場として「京都府立京都学・歴彩館」の名前を見かけ、その時初めて行ってみました。

「京都府立京都学・歴彩館」は、地下鉄北山駅①出口を出て、南へ徒歩5分ほどのところにある立派な施設でした。

「京都府立総合資料館」の閉鎖に伴って、総合資料館の資料・図書が移動され、平成29年に、「京都に関する資料を収集・保存・公開する、京都の文化・学習交流の拠点」としてオープンした施設だそうです。

調べていた展示室は館内入ってすぐ左手にあり、その時の展示は、京都府に所蔵されている資料の中から選ばれていたもので、資料館だけあって、今までの博物館で観られないような歴史的に貴重な書物や絵を観ることができました。

この黒い壁を左に曲がったところが展示室
この日は展示入れ替え中で、展示案内が準備されていました

施設の1階には大小のホールがあり、さまざまなイベントや学びの場となっているようです。各種講座が開催されるのをHPで調べていたので、その開催会場となるホールがどこか、館内を回って確認してみました。とても綺麗で整った学習スペースになっていたので、興味のある講座の時に是非参加したいです。

左手にあるのが小ホールの入り口

更に、2階に上がると、そこには多くの書籍あり、図書館の様に閲覧することができるのでした。

2階は撮影不可ですが、右手の部屋を見上げると書棚が見えます

本は貸し出し不可ですが、京都にまつわるものの種類がとても沢山ありました。

日ごろ親しみのある料理のコーナーに向かってみると、京都のおばんざいや京野菜の本が並び「○○のたいたん」など京都色のあるレシピ本が大集合していたので、ちょっと立ち読みのつもりが真剣に夕飯のメニューを探してしまいました。

美術コーナーで本のタイトルを順にみてゆくと、京都で活躍した画家たちの本が数多く並んでいましたし、京都観光や神社仏閣の本、さらには、京都府下の市町村にまつわる資料のコーナーまでありました。貸し出しこそできませんが、室内のカウンターで依頼すると可能なものはコピーして下さると教わってきました。

難しい本ばかりではないので、最新の京都グルメの雑誌を見つけ、そのコーナーでもっとも真剣に学んできました!甘味やさんの本もありましたよ!

天井の高い建物は、ガラス張りの大きな壁面から日が差して明るくとても開放的で、館内から緑が見える様に設計されていて、とても居心地の良い施設でした。

京都府下の市町村にも多くの資料館があるのですね。各資料館情報が1階壁面に沢山貼られていて、二次元コードから、それぞれの資料館情報を得られる様になっていました。

図書館の様に利用できる施設なので、京都にまつわる何かを調べたいときなどに、これからはここを活用しようと思いました。

1階入り口入って右手のコーナーに展示されていたアート作品

京都府立京都学・暦彩館

京都市左京区下鴨半木町1番地29
TEL:075(723)4831
https://www.pref.kyoto.jp/rekisaikan/
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

大好チヨ子

在住エリア:京都市西京区
メインテーマ:博物館などのアートイベント/パン屋さん
子育てを終えて、ようやく京都歩きを楽しめるようになりました。知識がない私でも「楽しい!美味しい!美しい!面白い!」と感じたり「知っていたらお得」な情報をゆる~く伝えてゆきたいです。趣味はドラム演奏と、博物館ボランティア。