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夏の準備!「半げしょう」でお気に入りの京扇子に出会う

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yukoプロフィール
2021年7月9日 

皆さんこんにちは。もうすぐ梅雨明け、そしてあつ~い京都の夏がやってきますね。今日は今年の夏を乗り切る素敵なアイテム、京扇子を買いに行きました。

店頭には店名にもなっている「半げしょう」の鉢植えが。

河原町五条のバス停から徒歩約5分の住宅街にある「扇や半げしょう」さんは、隣接する自社工房の製品を販売する京扇子店です。

以前から何回か仕事で外国からのお客様をお連れしたり、また、プライベートでもお買い物させていただきましたが、今回は娘たちと共に訪れました。

店内に入ると、芸舞妓さんも使われる日本舞踊用の舞扇や金地に鮮やかな色彩が施された飾り扇に目がとまります。

飾り扇は表と裏で絵柄が異なっていて、富士山の裏はモミジの柄というように、季節や部屋の雰囲気によってかけ替えることができます。外国のお客様をご案内した時に、富士山の柄をくるりと回してモミジの柄をお見せすると「Oh~!!」と歓声があがり、手品のようでした。

飾り扇

店内にはさまざまな色や柄の扇子がたくさん。店頭にあるものは全て見本品ですから実際に手にとって開いてじっくり選ぶことができます。女性用と男性用でデザインや扇子の骨の長さなどの仕様は異なりますが、「どちらでもいいんですよ。好きなものを選んでくださいね。」と店主の西野さん。選び始めるとどれも素敵で決められなくなってしまうのですが、そんな時も西野さんが上手にアドバイスしてくださいます。

店主の西野さん

お値段は2000円台から。柄や扇子の骨の数などによって値段が異なります。

前にしか進まず「勝ち虫」と呼ばれるトンボの柄をほどこしたデザインは西野さんのイチオシ!塗料に漆を使い高級感があり、贈り物にもぴったりだと思いました。

漆トンボ3300円はカジュアルな服にも合いそうですね。

淡い色調の野草柄や金魚の柄も涼しげです。外国の方はこういう優しい色調の柄のものを好んで買われていました。繊細な絵柄が日本らしいと感じられるのかもしれませんね。私は金魚の柄を義母へのプレゼントに購入しました。

西野さん母子のあたたかい人柄にいつもつい長居してしまいます。今回も気付けば1時間半が過ぎていました。

私は薄い黄色地に緑と白の葉のコントラストが美しい半げしょう柄を、娘はモダンな猫の柄を選びました。別売りの扇子袋(1100円)も買いました。

半げしょう2000円・麻扇子袋1100円
猫と紐3150円・麻扇子袋1100円

見てるだけでテンションが上がる扇子。つい毎年買ってコレクションしたくなります。「半げしょう」さんではオンライン販売もされています。

扇や 半げしょう

京都市東山区本町通五条上る森下町535
TEL:075(525)6210
https://hangesho.com/
営業時間等はHPから確認を

プロフィール

yuko

在住エリア:京都市左京区
メインテーマ:京都の文化(社寺、庭園、伝統工芸、建築)
子育てがひと段落ついた頃から、大好きな英語を生かせる通訳ガイドの仕事を始めました。
近くに住んでいるのに知らなかったことや、何度も訪れているのに気づかなかったことなど、新しい発見にあふれる街。迷子になって楽しい街、京都が大好きです。