京都では6月30日に「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。子ども達の通っている保育園でも6月のおやつとしても登場します。
今の時期、和菓子屋さんでよく目にする水無月ですが、レンジを使って簡単におうちでも作ることができるそうなので、今回は子どもと一緒に手づくりの水無月に挑戦してみました。
今回使用した材料はこちらです。型代わりに牛乳パックを使用しました。
(牛乳パック1個分で約4人分が目安)
<手作り水無月の材料>
薄力粉:100g
砂糖:50g
お湯:300ml
小豆缶:100g
牛乳パック:1個
普段からおやつ作りが大好きな2歳の娘。私がキッチンで準備を始めると自分もやりたい!と自らイスを持ってきて気合十分です。では早速クッキング開始!
まずはボウルに薄力粉と砂糖を入れて混ぜます。お湯(約90℃)をゆっくり加え、ダマが残らないようさらによく混ぜ合わせます。子どもだけでやるとどうしてもダマが残るため、最後は親がお手伝い!(若干、不服そうな顔をされました。笑)
次に牛乳パックの注ぎ口から生地を流し入れ、注ぎ口が上になるようパックを横向きに置き、電子レンジ(600W)で2分加熱します。
レンジから取り出して上の側面をハサミなどで切り取り、生地の上に小豆をまんべんなく広げます。
ラップをしてもう1分レンジで加熱します。粗熱が取れたら冷蔵庫で2時間程冷やして完成を待つのみ!
ドキドキしながら牛乳パックの型を外すと、美しい水無月が完成しました。
三角形に切り分けてお皿に盛ったら、はい出来上がり!
早速試食タイムです。小豆の優しい甘みとモチモチの生地がマッチしておいしい!手前味噌ですがお店で売っているものと遜色ないくらいの完成度です。手作りなので砂糖の量を調整して、好みの甘さで作れるのもいいですね。
子ども達も気に入ってパクパク食べていました。1歳の長男坊は手づかみで両手に握りしめながら豪快に完食。2歳の娘も自分で作った水無月に大満足!口の周りが小豆まみれになりながら夢中で食べていました。
手作りするまで水無月の由来をよく知らなかったのですが、旧暦の6月1日に氷を食べることで夏バテを予防するという風習から来ているんですね。昔は氷が高級品だったため、氷に見立てた三角形のお菓子に、厄除けの意味で小豆をのせて食べたのが始まりだそう。京都の食文化を知り、また一つ勉強になりました。
和菓子は自分で作るのは難しそうなイメージでしたが、レンジを使ってこんなに簡単にできるなんて思いもよりませんでした。特別な材料や道具も不要で、家にあるものだけで簡単に作ることができました。これからは毎年6月に水無月作りを我が家の恒例行事にしたいと思います。
プロフィール
Hana
在住エリア:京都市中京区
メインテーマ:パン・スイーツ/子育て情報
結婚を機に京都に来て4年目。2児の子育て中のママです。
趣味は自転車での散策とパン屋巡り! 京都は美味しいパン屋さんが多いのも魅力です♪
京都のおすすめパン屋さんや子育てに関する情報を発信していきます。
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