個性豊かなカレーを提供する専門店が京都市内に増加中。2024年にオープンした4店から、こだわりのカレーを紹介します。食べて残暑を乗り切って。
撮影/鈴木誠一
本場インドの料理からヒントを得たカレーを朝から
4月にオープンした「SPICE HOLIC」は、朝8時から営業するカレー専門店。名物の「あいがけカレー」を朝食にしようと、近くのオフィスで働くビジネスパーソンたちが訪れているそう。南インドの炒め料理「ペッパーフライ」をカレーに昇華させたというチキンカレーに、20種類以上のスパイスの香りを鶏むねのミンチ肉にまとわせたキーマカレー。ダブルでいただけば、朝からパワフルに活動できること間違いなし!
SPICE HOLIC
- 京都市下京区骨屋町323 高辻三原ビル101
- TEL:075-744-6062
- 8:00~10:00、11:30~15:00
- 不定休
- 地下鉄「四条」駅から徒歩約3分
東京・下北沢で愛されるまろやかな欧風カレーが京都に
東京・下北沢の有名カレー店の2号店として4月にオープンした「茄子おやじ 花レ」。甘みのあるまろやかな欧風ルーは、約10時間炒めたタマネギと秘密の果物が味の決め手とか。秘伝のレシピでブレンドした約20種類のスパイスもイン。ゴロゴロ大きな具が入った「スペシャル」が一番人気です。レコードからジャズや邦楽が流れる店内で、奥深い味わいを楽しんで。
茄子おやじ 花レ
- 京都市中京区室町通三条下ル烏帽子屋町485
- TEL:075-744-0440
- 11:00~23:00(フードLO22:00、ドリンクLO22:30)
- 無休
- 地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩約4分
規格外の野菜をたっぷり 副菜も混ぜてどうぞ
店主の炭竈(すみがま)さんが、規格外のために廃棄される野菜を使うことで生産者の助けとなるべく開いたカレー専門店。ルーに欠かせないタマネギのほか、その日仕入れた旬の野菜をピクルスなどの副菜に使用。カレーは「バター醤油チキン」「胡麻坦々キーマ」と季節ごとに内容が異なる限定メニューから選べます。おすすめは「2種あいがけカレー」。副菜をカレーに混ぜていただけばスパイスと野菜が生み出す複雑なおいしさにきっとはまるはず。
himeru spicecurry(ヒメル スパイスカレー)
- 京都市上京区上生洲町248-4
- TEL:070-9048-0479
- 11:00~16:00(LO15:30)、18:00~23:00(LO22:30)
- 不定休
- 地下鉄「京都市役所前」駅下車、市バス「京都市役所前」停から3号で「荒神口」停下車、徒歩約1分
25種類のスパイスを使いながらマイルドに仕上げています
「食べ歩きするほどのカレー好きが高じて、自身で専門店を開いた」と話す店主の川口さん。コリアンダーやクミンなど約25種類のスパイスを駆使しつつ、子どもから年配者までおいしく食べられるようマイルドな味わいのカレーに仕上げているそう。おすすめの「3種盛り合わせ」、取材時は牛骨からだしを取る「牛すじカレー」やアサリの一番だしを使った「キーマカレー」、野菜のスープで作る「豆カレー」の3種。だしへのこだわりも光ります。
Good Sun Spice
- 京都市北区大宮南箱ノ井町 20-4北側
- TEL:075-432-8933
- 11:00~22:00
- 不定休
- 地下鉄「北大路」駅下車、市バス「北大路バスターミナル(地下鉄 北大路駅)」停から1号で「玄琢下」停下車、徒歩約1分
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