• HOME
  • トピックス
  • 「京都古民家バトンタッチ応援事業」〈共催〉中川住研、京都府

「京都古民家バトンタッチ応援事業」〈共催〉中川住研、京都府

2023年6月19日 

リビング編集部

古民家の所有者と移住希望者をつなぐために 京都府全域が対象です

「京都府内に所有している昔ながらの実家が空き家のまま。維持管理が大変なので手放したい」「京都の自然豊かな地域への移住を考えている。古民家暮らしが憧れ」。こうした〝空き家の所有者〟と〝移り住みたい人〟をつなぎ、古民家のバトンタッチをサポートする動きが始まっています。

それが、古民家や田舎暮らしを希望する人に向けた物件を扱っている不動産会社「中川住研」(亀岡市)と京都府が共同で行う「京都古民家バトンタッチ応援事業」。空き家の対象エリアは、京都府全域です。

「京都府地域・暮らしを支える公・民連携第一号」に選ばれた「中川住研」の中川克之さんに、事業の狙いを聞きました。

地域に新たな活気を

京都府の地域の未来を紡ぎたい。本事業はそうした思いを込めてスタートしました」

中川さんがいう〝地域〟とは、〝地方〟〝ローカル〟〝田舎〟というニュアンスがあるといいます。

「地域の未来に欠かせないのは〝人〟。ですが、今、地域には多くの空き古民家が残され、人が生み出す活気が薄らいでいます。そして、その空き家の所有者は維持管理に苦労されているケースも多いんです」

所有しているだけでも税金がかかるうえ、草木の手入れをしたり、建物の補修をすることも負担が大きいそう。

「一方で、田舎にある古民家に移り住みたい人は増えています。両者をつなぐことで、地域に新たな活気を生み出していければ」

京都府内に古い空き家を所有している人は、次の住まい手へのバトンタッチを検討してみては

行政がサポート

2023年6月24日(土)・25日(日)に、無料の「個別相談会」が開催されます。対象は、京都府内に所有している古い空き家の売却を考えている人。「家族に相続の負担をかけたくない」という人も相談を。同社と京都府がサポートしてくれます。事前予約制。申し込みは中川住研へ。詳細は下記参照。

事前予約制・無料「個別相談会」

〈対象〉京都府内に所有している空き家の売却を希望している人

〈日程〉2023年6/24(土)・25(日)午前10時~午後5時

〈会場〉京都経済センター3階KOIN(下京区四条通室町東入ル)

〈申し込み〉中川住研=TEL:0771(25)7110
※予約は前日午後5時までに。上記日程以外でも相談可能。電話相談もOK


〈問い合わせ〉

中川住研

亀岡市千代川町千原2-8-24
TEL:0771(25)7110

(2023年6月17日号より)