京都のゴールデンウィークイベント

2023年4月21日 

リビング編集部

京都のゴールデンウィークイベント

穏やかな陽光に誘われて、お出かけしたい気分に。ゴールデンウイークに、近場で楽しめるイベントを紹介します。

①日程 ②費用 ③場所・アクセス ④問い合わせ

「春の和の花展」

京都ゆかりのフタバアオイも

〝和の花〟とは、長年にわたって日本の風土の中で育ってきた山野草や伝統的な園芸植物のこと。梅小路公園「朱雀の庭」に、ヤマシャクヤクやイカリソウなど約70種150鉢が展示されます(開花状況により変更あり)。

葵祭に使われるフタバアオイといった京都ゆかりの植物や、絶滅危惧種のものにも注目を。京都の作庭技術を結集して造られたという「朱雀の庭」を散策をしながら、色とりどりの花々を観賞しましょう。

池の水面に映る周囲の景色と、〝和の花〟がコラボレーション
  • ①4月22日(土)〜5月7日(日)午前9時〜午後5時(入園は午後4時30分まで)。4月24日(月)と5月1日(月)は休園
  • ②朱雀の庭・いのちの森入園料200円
  • ③④梅小路公園 (下京区観喜寺町56-3、JR「梅小路京都西」駅すぐ)=TEL:075(352)2500
    http://www.kyoto-ga.jp/event/2023/04/22_1105.html

「クラフトマルシェ in 京都府立植物園」

花と緑の中、90ブースが集合します

木工品や革・布小物、陶磁器、アクセサリー、おもちゃ、スイーツ、パンなど…。さまざまなジャンルのハンドメイドショップ90ブースが、京都府立植物園の「大芝生地」に集まります。

テーマは「花と緑の中、家族で楽しむ手づくり市」。親子で参加できるワークショップも開催。一角のステージでは、オカリナの演奏やギターの弾き語りなども披露されます。のんびりと園内を散歩しつつ、マルシェをのぞいてみませんか。

出店者との会話も楽しみ。芝生に寝転ぶのも気持ちよさそうですね(写真は昨年の様子)
  • ①5月3日(祝・水)〜5日(祝・金)午前9時〜午後4時30分(雨天決行)
  • ②入園料一般200円、高校生150円。70歳以上と中学生以下は無料(各ワークショップ要実費)
  • ③京都府立植物園(左京区下鴨半木町、地下鉄「北山」駅3番出口すぐ)
  • ④運営事務局(クラフト)=TEL:075(864)6513
    https://kamigamo-tedukuriichi.com/publics/index/122/

「虹色エコ虫を探そう!」

館内のエコな場所をチェックして

「京エコロジーセンター」に、「虹色エコ虫」が出現!「もっと環境について伝えたい」という思いのもと、同センターのボランティア「エコメイト」がイベントを企画しました。

虹色エコ虫はどこ?館内のエコな場所に隠れているそうなので、ワークシートを持ってエコメイトと一緒に探してみて。環境などについて分かりやすく解説してくれますよ。全ての虹色エコ虫を見つけたら、特製プレゼントがもらえます。

通常行われている「エコ虫さがし」の様子。青色のベスト姿の2人がエコメイト
  • ①5月3日(祝・水)〜5日(祝・金)午後2時〜4時(随時開催、所要時間20分程度)
  • ②参加無料
  • ③④京エコロジーセンター(伏見区深草池ノ内町13、京阪「藤森」駅から徒歩5分)=TEL:075(641)0911
    https://www.miyako-eco.jp/event/event-24098/

「京都西山高原アトリエ村展」

多種多様な現代美術を山頂で鑑賞

西山の頂上にある「西山高原アトリエ村」。現代美術の作家やクリエーターが、住居兼アトリエを構えています。

年に1度開かれる同展は、今年で34回目。陶芸家の柴田良三さん、立体造形を手掛ける彫刻家の齊藤均さん、ガラス工芸作家の渡邉明さんといった20人の作家と交流したり、作品を鑑賞したりできます。そのほか、紙すき職人・田村正さんによる紙すき教室など、六つのワークショップも実施。

独自の色彩感覚が発揮された吉村譲さんの織物は、障がい者支援の事業所で服に仕立て上げて登場
  • ①5月3日(祝・水)・4日(祝・木)午前10時〜午後5時
  • ②入場無料、各ワークショップ要実費
  • ③西山高原アトリエ村(西京区大枝沓掛町26、京阪京都交通バス「沓掛西口」停から徒歩1分の無料シャトルバス「山頂行」停〜「アトリエ村」停下車。無料駐車場あり)
  • ④同展実行委員会=TEL:075(332)3606(実行委員長・藤井ちかさん)
    https://www.instagram.com/artnishiyama/

(2023年4月22日号より)