個性豊かな書店がおすすめ!星や月にまつわる本

2020年9月30日

シティリビング編集部

空気が澄んでくるこの時季は、夜空もいっそうキレイですね。個性豊かな書店に、星や月にまつわる本を提案してもらいました。短編集から図鑑まで、秋の夜長は本の世界に浸ってみて。

文化エリアの書店から 立体めがねで見る本、星辞典も

(左)星の辞典(柳谷杞一郎・雷鳥社/1650円)、(右)「立体で見る『星の本』」(杉浦康平、北村正利・福音館書店/2530円)

ロームシアター京都の敷地内にある書店は、文化エリア・岡崎らしく観光とアート書籍が豊富です。こちらからは、「立体で見る『星の本』」を。付属の赤と青のセロハンめがねを使うと、88星座を立体で見ることができます。星と星の間に奥行きが現れるので、〝距離感〟を実感できそう。「星の辞典」は、星座の成り立ちや歴史、用語などを絵や写真を織り交ぜて解説。星についてより深い知識が得られるほか、新しい発見があるかも。

京都岡崎 蔦屋書店
京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都パークプラザ1階
TEL:075-754-0008
8:00〜20:00(9/11現在。通常は22:00)
無休
地下鉄「東山」駅から徒歩約10分



〝京都の旬を集める〟書店は気軽に読める短編文学を

(左)「星の文学館 銀河も彗星も」(和田博文 編・ちくま文庫/902円)、(右)「一千一秒物語」(稲垣足穂・新潮文庫/737円)

四条烏丸にある、本・雑貨・食品と、〝京都の旬がそろう〟を目指した書店。場所柄、ビジネス書が充実しています。こちらからは、文学の短編集を。稲垣足穂(たるほ)による「一千一秒物語」は、星や月がモチーフの幻想的な話が約70話収録。人間がでてこないのがポイントです。「星の文学館 銀河も彗星も」は、川端康成、三浦しおん、小松左京などさまざまな人たちが書いた、星にまつわる35編のアンソロジーです。

大垣書店 京都本店
京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78 SUINA室町1階
TEL:075-746-2211
10:00〜21:30
無休
地下鉄「四条」駅直結



〝本が多いお土産屋さん〟の推しは地球の日常を描いた本

(左)「歩きながらはじまること」(西尾勝彦・七月堂/2,200円)、(右)「3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語」(「このミステリーがすごい!」編集部 編・宝島社文庫/748円)

〝本が多いお土産屋さん〟がコンセプトの書店は、雑貨など、ふらりと訪れても何かが欲しくなるような品ぞろえが特徴だとか。「宇宙から見れば地球も星のひとつでは」と推薦されたのが、詩集「歩きながらはじまること」。この中の「月の人」は日常に寄り添う言葉にほっとします。25人の作家によるショートストーリー「3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語」の「銀河喫茶の夜」は女の子と祖父の少しせつない話です。

ホホホ座 浄土寺店
京都市左京区浄土寺馬場町71 ハイネストビル1階
TEL:075-741-6501
11:00〜19:00
無休
地下鉄「今出川」駅下車、市バス「烏丸今出川」停から203号で「錦林車庫前」停下車、徒歩約5分



〝建築家のための本屋さん〟がセレクト 絵本と宇宙の図鑑

(左)「キツネと星」(コラリー・ビックフォード=スミス、スミス幸子 訳・アノニマ・スタジオ/3,080円)、(右)「宇宙用語図鑑」(二間瀬敏史 著、中村俊宏 構成、徳丸ゆう 絵・マガジンハウス/1,980円)

建築写真家の岡田大次郎さんと、妻で建築家の良子さんが営む〝建築家のための本屋さん〟。店内には建築本のほかに、小説や料理本などさまざまなジャンルの書籍が並びます。選んでくれたのは、布張りの装丁が繊細で美しい絵本「キツネと星」。突然いなくなった星を探すキツネのお話です。インテリアとして飾るのもおすすめ。「宇宙用語図鑑」は、銀河や惑星など分からない、知りたいところを毎日少しずつ読むのもいいですね。

大喜書店
京都市下京区麩屋町通五条上ル下鱗形町563番2
TEL:075-353-7169
12:00〜18:30(土日祝は11:00〜)
水、第1・3火休
地下鉄「五条」駅から徒歩約7分


(記事元:「シティリビング京都」2020年9月25日号)