素材の組み合わせや食感がユニークで、見た目もこだわった変わり種の甘味。ちょっとした手土産にも喜ばれそうな五つをピックアップしました。
撮影/桂伸也
洋の素材やスパイスが利いた季節を感じるおはぎ
春を感じる淡い色合いに小ぶりなフォルム。コーヒーやキャラメルなど洋の素材を取り入れたり、スパイスやハーブをあんに練り込んだおはぎが、季節に合わせて毎月12種ラインアップしています。惜しまれながら閉店した祇園のおはぎ店を豆腐店が受け継ぎ、商品を含めてリニューアル。
ぎおんおはぎ 小多福
- 東山区下弁天町51-4
- TEL:090(7908)5111
- 午前11時~午後5時
- 月火休 ※ほか不定休あり
カクテルグラスに入ったモダンな白玉スイーツ
白玉団子がモダンなスイーツに。カクテルグラスに盛られ、ソースとともにスプーンでいただくスタイルです。「和紅茶」は茶葉の香りがほのかに漂うあっさりとした味わいで、シロップ漬けのレモンピールがアクセントになっています。
Shiratama tsubaki
- 下京区白楽天町515 ベラジオ四条烏丸Ⅲ 1階
- TEL:075(744)0908
- 午前11時30分~午後7時
- 水木休
カカオのほろ苦さとリンゴあめの甘みを一度に
リンゴあめにココアパウダーと細かく砕いたカカオ豆をトッピング。リンゴ本来の甘さを引き出すために、あめを1.6mmの薄さに仕上げているそう。その計算されたバランスにより、口に入れるとカカオの香ばしさとほろ苦さ、あめとリンゴによる甘みが一度に感じられます。
フルーツ飴STAND amenone
- 中京区寺町通六角下ル式部町247
- TEL:075(744)1767
- 午前11時~午後8時
- 無休
甘納豆店が作る〝種〟と〝糖〟だけのお菓子
店名の漢字表記は〝種菓〟。甘納豆専門店「斗六屋」が手掛ける、豆やナッツといった〝種〟と〝糖〟だけで作られたお菓子です。ピスタチオやカシューナッツなどの素材を取り入れ、それぞれに合う砂糖をチョイス。味や食感の違いを堪能できます。
SHUKA(しゅか) 京都本店
- 中京区壬生西大竹町3-1
- TEL:075(841)8844
- 午前11時~午後5時(日祝は4時まで)
- 月休
一本の串にフルーツと和菓子を
生イチゴ、桜の意匠の上生菓子、キツネの顔を模したまんじゅうを刺した串和菓子。フルーツと和菓子のコラボレーションは「写真映えする」と女性に人気だとか。持ち手に結ばれているのは、〝開運お菓子〟が分かるおみくじ。食べ終わった後も楽しめるのがいいですね。
果菓 伊藤軒 伏見稲荷店
- 伏見区深草稲荷御前町82-2
- フリーダイヤル:0120(929)110(カスタマーサポート)
- 午前10時~午後6時(12~2月は午前9時30分~午後5時30分)
- 不定休
(2023年3月18日号より)
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