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竹の名産地・長岡京市に工房を構える「高野竹工」。伝統工芸品から普段使いしやすい雑貨まで、多数の竹・木材製品を手掛けています。
長岡天満宮の敷地内にある「高野竹工ショールーム　竹生園」では、同社の竹工芸品が展示・販売されています。

伝統工芸品の技で作られる竹工芸品

ショールームに並ぶのは、指物・蒔絵（まきえ）などの伝統工芸品から、茶道具、竹かご・花器のような調度品、箸・スプーンなどのカトラリーまでさまざま。いずれも専門分野ごとの職人が、伝統工芸の技でひとつずつ仕上げています。

また、高品質な竹を扱うため、竹林の整備から加工まで行うこだわりも。伐採した青竹は火で炙りながら油分と水分を拭き取る「油抜き」を経て、4〜5年乾燥させているのだとか。油抜きによって繊維が引き締まり、艶のある竹材になるといいます。

暮らしにまつわる展示会を開催中

2021年7月25日（日）までは、ショールーム内で「暮らしの道具展　－　ホーム・スイート・ホーム」を開催。食卓に見立てた展示室には、職人の手仕事から生まれた器やカトラリーが並びます。おうちごはんの時間を彩る、お気に入りの一点を探しに訪れてみては。

「My箸づくりワークショップ」（期間中毎土曜、事前予約制、有料）や「箸名入れサービス」（期間中随時、無料）、「皿や器のお直し相談会」（期間中毎日曜、予約制、相談無料）もありますよ。

※画像は全て「高野竹工」提供